中古マンションを売却する際、床に目立つ傷がある場合はどうしたらよいのでしょうか。
今回は、中古マンションを売却する際の床のリノベーションについて、ご紹介します。
中古マンション売却時の床① リノベーションは必須?
物を落としたり、引きずったりして床に傷がついている場合、あるいは日焼けで変色していたり凹みがある場合などは、直しておいた方がよいのか気になるところです。
しかし、日常生活でできた程度のものであれば、リノベーションまで行う必要はありません。
リノベーションとなると数十万〜百万ほどかかってしまいますが、買い主が購入後に自分好みの床材に変えたい場合もあるため、下手に張り替えてしまうと、かえって無駄になってしまいます。
拭き掃除をしてきれいにワックス掛けをすれば、意外と気にならなくなるものですので、内覧時に悪い印象を与えないよう、掃除する程度にとどめておきましょう。
中古マンション売却時の床② リノベーションが必要な場合
日常生活でできた程度の傷みであればリノベーションは不要ですが、あまりにひどい場合は、部分的な修繕も検討した方がよいでしょう。
例えば広い範囲のカビや、大きな穴、段差など、日常生活に支障があるほどのレベルでは、修繕しないと悪い印象になってしまいます。
あえてそのままにして値引きするという方法もありますが、値引きを前提に売りに出してしまうと、どこまでも足元を見られてしまい、予想外に安い値段で売ることになる可能性もあります。
そのため、手間はかかりますが、事前に最低限の修繕をしておくことで、なるべく値引きの材料になるような箇所を残さないことをおすすめします。
中古マンション売却時の床③ 買い主に説明する
もしリノベーションをしない場合でも、傷が目立たないから伝えなくてもいいというわけではありません。
中古マンションを売却した後に「こんな傷があるとは知らなかった」とクレームを受けるとトラブルの元になりますので、目立つ・目立たないに関わらず、内覧などで必ず説明しておきましょう。
まとめ
中古マンションを売却する際、床に傷があるからといって、必ずしもリノベーションが必要とは限りません。
しかし、生活に支障が出るレベルであれば、最低限補修しておく方が、スムーズに買い手が見つかる可能性が高いです。
いずれにしても、リノベーションをしない場合は、しっかり傷や傷みのある箇所を説明しておくことで、売却後トラブルになることがないようにしましょう。
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