皆さんは、世田谷区の事業である子ワーキングスペースという制度を知っていますか?
これは、コワーキングスペースをもじった言葉なのですが、その名の通り子育てをする皆さんのためのコワーキングスペースになります。
この記事では、この子ワーキングスペースの利用方法から基本的な情報まで解説いたします。
子ワーキングスペースの利用:そもそもコワーキングスペースって?
まずは、元となる言葉のコワーキングスペースについて解説します。
コワーキングスペースとは、英語で書くとCo-Working spaceとなります。
Coは「共同」を意味し、Workingは「働く」、spaceは「場所」をそれぞれ意味します。
つまり、普段は一人でお仕事をするフリーランスの方などが集まって、共同して働く場所、それがコワーキングスペースです。
子ワーキングスペースの利用:子ワーキングスペースの紹介
・子ワーキングスペースのコンセプト
子ワーキングスペースは、保育施設の一時保育に子供を預けている保護者が、その間にデスクワークなどの仕事を行う施設です。
これは、世田谷区が子育てをしながら働く人々を支援するためにと、打ち出した制度です。
世田谷区内在住で、指定の保育施設に子供を預けている方なら、だれでも利用することが可能です。
・子ワーキングスペースの場所
子ワーキングスペースは、三軒茶屋にある世田谷産業プラザの2階にあります。
近くには一時保育専用施設である「てぃんかあべる」があるので、そこを利用してもいいでしょう。
・設備
子ワーキングスペースでは、wi-fi、コンセント、ウォーターサーバー、プリンターなどデスクワークをするために必要な設備は一通りそろっています。
定員は6名と少なめなので、早めの予約が必要となります。
・料金
子ワーキングスペースは、4時間まで300円、8時間までいても500円と、通常のコワーキングスペースに比べ、かなり安いお値段で使用することが可能です。
この値段の安さが、子ワーキングスペースの魅力でしょう。
・営業時間
子ワーキングスペースは、平日の9時~17時まで利用できます。
土日祝日や、年末年始は開いていないので注意してください。
子ワーキングスペースの利用:利用方法
最後に、子ワーキングスペースの利用方法です。
まずは、一時保育の予約を行い、それがすんだら子ワーキングスペースの予約を行います。
その後、お子様を保育施設に預けてから世田谷産業プラザの2階で受付をします。
この時に必要な利用登録証は、初回訪問時に世田谷産業プラザ4階で発行されますので、初回の方は受付の前に立ち寄るといいでしょう。
お支払いはクレジットまたは電子マネーのみとなっていますので、現金支払いができない点に注意してください。
また、この子ワーキングスペースは、2020年3月までの検証事業となっています。
まとめ
以上、子ワーキングスペースの基本情報と利用方法でした。
子どもがいても働く意欲のある人は大勢います。
しかし実際に働こうとしても環境に恵まれず、貴重な人材が埋もれてしまうことも少なくありません。
世田谷区の子ワーキングスペースは子育て世代の家族にとってはありがたい施設なので、世田谷区に住まわれた際には是非利用してみてくださいね。
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