マンションを売却する際に、エアコンを撤去したほうが良いのか、それとも残しておいたほうが良いのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どちらの方がよりメリットが大きいのでしょうか。
売主側にとってのメリットだけでなく、買主側のメリットも把握しておきましょう。
マンションを売却する際にエアコンが撤去されているメリットは?
マンションを売却するときは、築年数に関係なく中古物件になります。
新築同様の建物でも未入居でない限りは中古物件で取り扱われますので、できるだけコストを抑えて売却したほうが、売主側にとって利益が高いです。
マンションを新築したときに、付帯設備としてエアコンが設置されているのであれば、撤去しないほうがコストを抑える効果につながります。
マンションの築年数が10年を越えている場合は、付帯設備のエアコンも経年劣化しています。
撤去されていると、買主は新しいエアコンをスムーズに取り付けられます。
エアコンが撤去されている状態ならば、買主は自分の好みで最新の機種を選べるのもメリットです。
マンションを売却する際にエアコンが撤去されているデメリット
マンションを中古物件で購入しようとする人は、できるだけ出費を抑えたいと考えている場合が多いです。
付帯設備のエアコンが、まだ使用可能な状態であるのならば、買主は入居してすぐに利用できることがメリットになります。
撤去されてしまっていると、新しいエアコンを購入して、設置工事をしなければならないからです。
夏はエアコンの設置工事の依頼が多く、繁盛期となります。
買主の入居するタイミングが夏ならば、エアコンが撤去されていることがデメリットにつながるかもしれません。
故障していないのであれば、そのまま付帯設備に含ませておいた方が、即入居可能な環境だとアピールできます。
マンションを売却する際にエアコンが付帯設備に含まれているメリット
マンションを売却する際にエアコンが付帯設備に含まれていれば、入居してすぐにエアコンを使用できることが、買主にとって最大のメリットです。
中古マンションは外壁塗装の塗膜が自然に経年劣化していますので、外壁リフォームが済んでいない状態だと断熱性が弱まっています。
エアコンを使用できる状態ならば、外壁の断熱性が低下していても、快適に暮らすことが可能です。
夏はエアコンの撤去も取り付けも、工事日程が決めにくいので、設置されていて使用可能な状態というだけでもメリットになります。
マンションを売却するタイミングが、梅雨から秋にかけての季節は、室温を調整できる環境をアピールすることができますよ。
エアコンが付帯設備に含まれるマンションの売却で買主側のメリットとは
マンションが売却される際に、買主の多くは下見で内見を行います。
即入居可能な物件を探している場合は、エアコンが付帯設備に含まれていると、住まいの快適性と、設備投資コストの抑制につながるので、買主側にメリットがあるといえるでしょう。
エアコンが故障していなければ、入居して電気の使用契約を締結したのと同時に、快適な室温に調整できるからです。
電気代のみの負担で済みますので、少しでも設備機器類への投資コストを抑制したいと考えている人にとっては、魅力的な物件になります。
マンションを早く売却したいのであれば、即入居可能な物件だとアピールできることもメリットです。
夏はエアコンの撤去も取付も、工事日程を決めるのは容易ではありません。
マンションが中古物件でも、快適に暮らせることをアピールできれば、即入居したい人にとっては魅力的です。
初めてマンションを購入する人が、安心して暮らし始められる環境に整えておくことは、早く売却したい売主側にとってもメリットになります。
まとめ
いかがでしたか?
買主が自分で最新の製品を購入して設置したい場合には、古いエアコンが撤去されている状態がおすすめです。
マンションを売却する際に、故障していないエアコンを付帯設備に残しておけば、即入居を希望する買主にとっては魅力的な物件になりますよ。
双方の利害が一致するのであれば、エアコンを残したまま売却するのも良いでしょう。
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マンションの売却をお考えの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。