子育てをする上で重要なのは、自宅の周辺環境です。
新宿区は都心部だけあって、あらゆる面で利便性が高いものの、賑わいのあるエリアが多いため子育て向きのエリアか気になる方もいるでしょう。
しかし新宿区には、ファミリーにこそおすすめしたい文教地区が広がっています。
名門校に通う大学生も多く行き交う、文教エリアの魅力を紹介します。
新宿区は文教地区?文教地区に暮らすメリット
都市計画法において、特別用途地区のうち文教地区に指定されると、そのエリア内にある建物の用途は制限されます。
大まかにいうと青少年の育成にとって不健全な建物の建設や営業が、認められません。
新宿区においても、指定エリア内に風俗店等を出店することはできません。
・第一種文教地区
ナイトクラブやキャバレーといった、風営法の適用を受けるものは建てられません。
さらにホテルや旅館などの宿泊施設、劇場や映画館といった不特定多数が集まる施設も制限されます。
この他、公営ギャンブルにかかる施設や、旧公害防止条例に定められていた特定の工場も含まれます。
・第二種文教地区
第一種と比較して制限は緩やかですが、居酒屋のような深夜帯まで営業し酒類を提供するお店などは出店を制限されます。
指定されているエリアの多くは、学校をはじめとする文化的施設が中心となって構成されているため、第一種と同様に青少年に不適切な施設が建つ可能性は低いでしょう。
新宿区の文教地区
・西早稲田
西早稲田は、新宿区の中でも緑豊かな環境が揃った文教地区です。
早稲田大学の本部がある西早稲田キャンパスや、学習院女子大学、都内随一の進学校である戸山高校などがあります。
日中は大学生が行き交う学生街で、夜は大変静かな印象です。
大学生が多いので一人暮らし向け物件が目立ちますが、住宅街に入ればファミリー向け物件が豊富です。
文教エリアらしく中高一貫校などもあるので、教育熱心な家庭が多く集まる環境です。
新宿のおすすめ文教地区
・四ツ谷駅周辺
四谷自体は都市計画上の指定を受けていませんが、近接する新宿御苑および明治神宮外苑は文教地区に指定されています。
また四ツ谷駅から新宿御苑、明治神宮外苑方面にかけては住居専用地域や、風俗施設が建てられない第一種住居地域が広がります。
有名私立中学・高校や名門大学、慶應義塾大学病院がありますので、指定されている文教地区とも遜色ない落ち着いた街並みが広がります。
まとめ
マンションを購入すると、周辺環境が激変しても賃貸物件のように手軽に引っ越しはできません。
その点において、教育・文化施設の環境に特化した文教エリアは変化が少なく、長く住むのに最適です。
学校が近いことがほとんどですから、腰を据えて子育てをしたい方にとっても嬉しい環境が揃っています。
新宿区でマンションを購入するなら、西早稲田などの文教エリアをチェックしてみてください。
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