東京都港区の平成30年度の待機児童は97名で、前年に比べて67名減少しました。
とはいえ、港区が目標とする待機児童ゼロと比べると、この数字はまだ多いですよね。
そんな港区では、さらなる待機児童解消を目指して、今年4月から新たな事業を始めます。
今回は、港区が実施する新事業「空きクラスを活用した1歳児定員拡大事業」についてご紹介します。
港区の保育園の空きクラスを活用した1歳児定員拡大事業とは
港区では平成31年4月1日より、認可保育所などの待機児童問題を早期解決させるため、新設の保育園の空きクラスを活用した定員拡大事業を始めます。
2園以上に申し込みをしたけれども、認可保育園や認定こども園などに入所できなかった待機児童が対象となるため、該当する保護者の方には嬉しい制度ではないでしょうか。
次年度の継続利用はできませんが、認可保育所などへ入園が決まった場合は、入園月の前月まで利用できますよ。
利用可能期間は平成32年3月末までで、その間は1か月単位で利用できます。
港区の保育園待機児童向け事業 実施場所と利用時間・料金は?
空きクラスを活用した1歳児定員拡大事業の実施場所は、以下の通りです。
・芝地区…小鳩ナーサリースクール浜離宮(仮称)、新橋保育室
・麻布地区…コスモス西麻布保育園、ふたばクラブ東麻布保育園(仮称)
・高輪地区…高輪さつき保育園、さくらさくみらい高輪(仮称)、三光保育室、マリー保育園白金高輪(仮称)
・芝浦港南地区…ゆらりん港南緑水保育園(仮称)
利用時間は月曜日~土曜日の7:15~18:15までですが、一部の施設(ふたばクラブ東麻布保育園・マリー保育園白金高輪)では保育時間が異なりますのでご注意ください。
そして利用料金は、認可保育園や認定こども園と同額になり、利用する施設へ直接支払います。
保育園の定員と申し込みの方法
保育園の空きクラスを利用した1歳児定員拡大事業は、各保育園で預かれる児童の人数が決まっています。
申し込みは港区役所保育課、または各総合支所区民課保健福祉係の窓口へ直接提出するか郵送して下さい。
4月募集は既に終わっていますが、5月募集以降は毎月前半にそれぞれ申し込み締切が設定されています。
まとめ
待機児童問題は、未就園児がいる子育てファミリーにとって重要なポイントです。
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