住まいを決める際に気になることは沢山ありますが、子育て世代にとっては子どもの通う学校もその一つではないでしょうか。
品川区は2020年度より、通学選択制度および通学区域に一部変更がありました。
ここではその違いについて紹介します。
品川区の通学できる学区の変更について 小学校編
品川区内の小学校で大きく変更になるのは学校選択制の選択学区です。
現行制度では、自分の住んでいる地域の小学校が属しているブロック内であれば、他の小学校へ通学も選択できます。
しかしこの場合、ブロック内の場所によっては通学距離が遠くなってしまうという問題があります。
そこで、2020年以降は隣接する学校への通学が選択できる形に変更になる予定です。
ただし、制度の変更に関わらず、その学校の通学区域内に住んでいる児童が優先となります。
その後に余裕があれば他の学区の児童も受け入れるというものです。
そのため、他の通学区域の学校を希望する場合、兄弟姉妹が在籍していたとしても状況によっては受け入れてもらえないこともあります。
また、小山小学校については通学区域の再開発による人口増加が想定されるため、小山3丁目全域の学区が後地小学校へ変更になります。
兄姉がすでに旧通学区域に在籍している場合、その兄姉が在籍する間は旧制度の学区へ通学を希望できます。
それ以外の児童に関しては経過措置として、2021年度の入学までは旧制度の学区を希望することが可能です。
また在校生に関しては、卒業まで在籍校へ通学となります。
品川区の通学できる学区の変更について 中学校編
中学校の通学区域にも一部変更があります。
現行制度の場合、小学校と中学校の学区が連携していないため、同じ小学校の生徒でも進学先の中学校が複数に分かれてしまうことがあります。
そこで、小中学校の一貫した教育を推進するためにも、小学校の学区と中学校の学区を同じにすることになりました。
これにより小学校の生徒が公立中学へ進学する場合は、全員同じ中学校へ進学することができるため、子どもにとっても嬉しい制度変更となるでしょう。
こちらも経過措置として、兄姉が在籍中の場合はその在籍期間、それ以外の生徒は2021年度までの入学で旧制度の学校も選択が可能となります。
また在校生に関しては、小学校同様に卒業まで在籍中の学校に通うこととなります。
まとめ
品川区で通学を希望する学校を基準に居住するエリアを選んでいる場合は、2020年以降の学区について調べておいた方がいいでしょう。
また、制度の施行は2020年4月からですが、地域説明会や学校選択の手続きなどは2019年のうちからはじまるので、こまめな情報収集を行っておくべきでしょう。
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