ICTとは「Information and Communication Technology」、つまり情報通信技術を活用したコミュニケーションを指す言葉です。
情報技術を教育の場で活用することは、子どもたちがこれからの社会生活で必要な技術を習得することはもちろん、子どもの興味関心を引き立てて理解力の手助けとなります。
江戸川区教育委員会が推進する学校のICT活用についてご紹介いたします。
江戸川区教育委員会が推進するICT活用 学校での設備状況
江戸川区では日常的にICTを活用した授業を行うことを目標としています。
そのため、小学校、中学校ともに生徒1人につき1台のコンピューターが使用できるパソコン室があります。
パソコン室では文字入力などの基礎操作はもちろん、インターネットの使い方なども覚えることで、生徒の情報活用能力を高めます。
また小学校73校全ての普通教室にある50インチのデジタルテレビを電子黒板としても利用できるように整備し、国語や算数のデジタル教科書も導入しました。
さらに小学校12校、中学校7校ある特別支援学級(固定学級)にも電子黒板を1台導入しています。
特別な支援を必用とした生徒の教育に対してもそれぞれの発達に応じたICT機器の活用指導に取り組んでいます。
このような最新技術で行われる授業は、子どもたちの関心を引くと同時に知識の定着を高めることに役立っています。
なお、中学校では理科室や美術室などの特別教室に電子黒板機能付きの50インチデジタルテレビ6台を配置しました。
合わせて書画カメラとブルーレイも導入しています。
また、校内にLANを整備することで、インターネットを利用して授業を進めるなど教科に応じたICTの導入に取り組んでいます。
江戸川区教育委員会が推進するICT活用 家庭・地域との連携ツール
江戸川区の学校では教育だけでなく、各家庭や地域とのコミュニケーションツールとしてもICTの活用を行っています。
生徒の保護者への連絡は「ラインズ連絡メール」というシステムを活用しています。
従来の緊急連絡網による電話連絡の場合、最後に連絡が回ってきた保護者や電話に出そびれてしまった家庭の情報共有にかなり時間が掛かってしまいます。
それに対し学校からの一斉配信メールでの連絡することにより、円滑なコミュニケーションを目指しています。
また学校の取り組みや活動報告についてホームページにて情報提供も行っています。
これにより学校、家庭と地域がより密接につながり、子育てに取り組んでいけるような体制づくりにICTを活用し目指しています。
まとめ
インターネットや情報ツールは日々進化しています。
それらを上手く教育に活用していくことで、子どもたちの社会進出を助けると同時に、子どもの興味を引く、質の高い授業を提供することが可能となってきました。
また家庭のライフスタイルに対応できるよう、コミュニケーションツールも使い分け便利な環境を整えている江戸川区のICT活用に今後も期待したいですね。
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