近年、あえてコンクリートの表面をそのまま残す、コンクリート打ちっぱなしの建物が人気を集めています。
モダンで都会的な雰囲気が魅力のコンクリート打ちっぱなしですが、光熱費が高くなるなどのデメリットもあります。
今回は、コンクリート打ちっぱなしのメリット・デメリットをご紹介します。
コンクリート打ちっぱなしの特徴1 メリット
1 間取りの自由度が高い
柱で建物を支える構造の場合、柱を取り払えないので、リノベーションする際に間取り変更を制限されます。
しかし、コンクリート打ちっぱなしはコンクリートで建物を支えており、柱で支えていないため、ある程度は自由に間取りを変更できます。
2 耐火性と防音性が高い
コンクリート打ちっぱなしは、コンクリートで覆われていることから耐火性が高く、火災保険料も安くなります。
また、防音性も高いので、音楽ルーム・ホームシアターなど、音楽環境を整えたい人にもおすすめです。
コンクリート打ちっぱなしの特徴2 デメリット
1 カビが発生しやすい
コンクリートは吸水性が高い物質なので、結露対策をしていないと、カビが生えやすい状態になってしまいます。
購入前に結露対策をしているか確認し、対策されている場合でも換気に気を配り、風通しを良くすることが大切です。
2 外気に影響されやすい
コンクリート打ちっぱなしは、熱伝導率が高いため、夏は熱気を吸収して暑くなりやすく、冬は冷気を吸収して冷たくなりやすくなります。
クーラーや暖房の効きが良くないのに加え、ほかの工法に比べると光熱費も割高になるので、注意が必要です。
コンクリート打ちっぱなしの特徴3 インテリア案
コンクリート打ちっぱなしは、無機質な空間になりがちですが、リノベーションで床をフローリングにすると、暖かみのある空間になります。
また、個性的な照明器具や、観葉植物などのインテリアを配置すると、おしゃれなカフェ風の内装になります。
コンクリートの質感を活かし、モダンな雰囲気にしたい場合は、シンプルなモノトーンカラーのインテリアで統一すると良いでしょう。
まとめ
以上、コンクリート打ちっぱなしのメリット・デメリットをご紹介しました。
希望の間取りで、おしゃれな内装にリノベーションできるのがコンクリート打ちっぱなしの魅力ですが、デメリットもあります。
最近は、多様な結露対策や断熱対策が提供されているため、リフォーム会社に施工方法を相談すると良いでしょう。
RENOLAZEでは、東京都を中心に多数のリノベーションに適した中古マンションをご紹介しております。
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