マンションを探す際、価格や延床面積、立地などを吟味するのはもちろんですが、間取りについてもしっかり考えておくことで住居後の生活が快適になります。
今回は、子どもを持たない“DINKS(ディンクス)”にスポットをあてて、DINKS向けのマンションの特徴とおすすめの間取りをご紹介します。
DINKS向けのマンションの特徴
DINKSとは「double income no kids」の頭文字を取って並べた言葉で、子どもを持たない共働きの夫婦を指します。
結婚後も働き方を大きく変えず、経済的な余裕と仕事面や趣味での充実を望むDINKS世帯は首都圏を中心に増え続けています。
最近では「DINKSマンション」という単身者向けよりは広さがあり、ファミリー向けよりはややコンパクトな物件も作られており、従来に比べ選択肢の広がりが見られます。
DINKS向けのマンションの多くは利便性の高い市街地に建てられており、通勤しやすい駅近物件が特に人気です。
バーカウンターやフィットネスジムなど大人向けの共用施設を有するマンションもあり、ファミリー向けマンションとの差別化がはかられています。
DINKS向けのマンションと間取り
一般的なDINKS世帯におすすめの間取りは、広めの寝室と書斎のある2LDKです。
夫婦でフルタイム勤務をしていると家での料理や食事にかける時間は少なく、外食も多くなりがちなのでキッチンやダイニングスペースは少しコンパクトでも問題ありません。
お互いに毎日くたくたで帰宅するので、リビングルームと寝室以外に一人静かに過ごせる書斎のような部屋があると便利です。
読書をしたり、音楽を聴いたり、持ち帰った仕事を終わらせたりといった思い思いの過ごし方ができます。
寝室を広めに取れば大きめのベッドを置いて快眠できますし、夫婦の起床就寝の時間がずれている場合もベッドを二台置くことでお互いに配慮し合えます。
一方、「仕事の休みが合わないので家にいる時間はなるべく一緒に過ごしたい夫婦」には広めのリビングがある1LDKがおすすめです。
お互いの気配を感じながら過ごせるので、夫婦の時間を大切にできます。
この他、「在宅での仕事が多い夫婦」には3LDKの間取りがおすすめです。
仕事をする場所は、普段の生活で出入りしない空間であることが望ましいため、お互いに一部屋ずつ個室を持つ必要があるでしょう。
まとめ
DINKS世帯の増加に伴い、間取りと立地にこだわったマンションが増えてきています。
夫婦の働き方や生活様式はさまざまですので、自分たちの暮らしの中で譲れないものの優先順位にしたがって間取りを決めることが大切ですね。
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