家のリフォームは日頃の暮らしの不満を解決するチャンスですが、具体的な要望はどのようにまとめたらいいのでしょうか。
限られた予算の中で、何を優先するのか、要望を整理する必要があります。
今回は、中古マンションのリフォームを検討されている方に向けて、要望をまとめるコツや、要望メモの作り方についてご紹介します。
中古マンションリフォーム:要望のまとめ方
まずは日頃感じている不満や要望を全て書き出してみましょう。
ポイントは、「住まいに対する不満」、「生活や暮らしに関する不満」、そしてそれらの不満を解決した「理想の暮らし」からヒントを得ることです。
「住まいに対する不満」は設備の老朽化、日当たり、間取りや収納への不満、「生活や暮らしに関する不満」は家族それぞれの生活動線の不便さなど、今感じている家事や子育て等の、生活のしにくさについての不満です。
住まいに関する不満はリフォームの動機にもなる部分で、比較的わかりやすいですが、暮らしに関する不満は洗い出すことで隠れた要望を見つけることができます。
例えば、「コンセントを増やす」などは小さなことなので要望としては見逃しがちですが、家事動線に最適なコンセントを配置することで暮らしやすさが格段にアップすることもあります。
子どもの様子に目が届かず心配な場合は、対面キッチンの壁を取り払う、子ども部屋の配置を変更することで解決します。
しかし、マンションリフォームには構造上不可能なこともあります。
例えば、窓のサイズを大きくすることや耐震性を上げることは基本的には不可能で、間取りの変更や水回りの移動も物件によります。
リフォーム可能な項目について事前に確認しておくと、要望をまとめやすくなります。
中古マンションリフォーム:要望メモの作り方
大まかな要望を洗い出し、資金計画も目処がついたら、要望メモをまとめて施工を担当するリフォーム会社に伝えましょう。
要望メモを元に、見積もりを取ることができます。
予算の範囲でできるだけ要望を叶えるために、リフォーム希望項目には優先順位をつけ、なるべくたくさん記載しておくと良いでしょう。
設備などは希望のグレードや具体的なブランドなどがあれば、しっかりと記載しましょう。
現状の不満も合わせて記入しておけば、リフォーム会社からの提案を受けることもできます。
その際、不満や要望を解決した「理想の暮らし」のイメージ画像などを集めてまとめておくと、リフォーム会社とのすり合わせもスムーズになります。
まとめ
今回は、中古マンションリフォームを検討されている方に向けて、要望をまとめるコツや、要望メモの作り方についてご紹介しました。
リフォームは今の暮らしの不満を解消し、理想の暮らしを叶えるチャンスです。
自分の要望や理想を具体的にまとめることはもちろん、目には見えにくい部分に関しては施工会社などのプロのアドバイスを受けることも重要です。
RENOLAZEでは、東京都内の中古マンションを多数ご紹介しております。
購入した中古マンションのリノベーション依頼も承っておりますので、ぜひご相談ください。