ペットのために中古マンションを購入し、リフォームする場合にはどんなポイントがあるのでしょうか。
今回は、中古マンションをリフォームする際のペットによる傷や臭いが付きにくい壁材や床材の選び方などを紹介します。
ペットによる傷を防ぐ中古マンションリフォーム
ペットを飼っていると、家の中に傷が付いてしまう問題が発生します。
室内犬が走り回って床に傷が付いたり、愛猫が壁や床で爪を研いだりと家の中が傷だらけになってしまうケースが多くあります。
そこで、中古マンションを購入し、ペットによる傷を防ぐためのリフォームにはどのような床材や壁材を選ぶと良いのでしょうか。
まず、猫が壁で爪を研ぐにより傷が付きやすい場合には、珪藻土の壁材を選ぶのがおすすめです。
珪藻土の場合は、クロスと違い、傷が付いた際に1面張り替える必要がありません。
傷が付いた場所に、珪藻土を上塗りすれば修復できるため便利です。
また、壁材の中には「表面強化クロス」と呼ばれるものがあります。
表面強化クロスは、耐久性に優れており、猫や犬が引っ掻いた際にビニールクロスよりも傷が付きにくく、おすすめです。
ペットのための中古マンションリフォームでは、床材も傷が付きにくいものを選ぶ必要があります。
強度があり耐久性に優れた床材を選ぶと、ペットによる傷が付きにくく、おすすめです。
さらに、ペットによる壁の傷対策では、腰壁をリフォームする方法もあります。
腰壁とは、腰ほどの高さで素材が切り替えになっている壁のことを指します。
ペットの前足が届く腰ほどまでの高さの壁のみを、傷が付きにくいタイプにリフォームするのもおすすめです。
壁全体を傷に強いタイプにリフォームすると、費用がかさみますが、腰壁なら壁の上半分をそのまま活用すれば、費用を抑えることができます。
猫の引っ掻き傷などを防げる上、費用も最低限で済むため、おすすめです。
ペットの臭いを防ぐ中古マンションリフォーム
ペットを飼っていると気になるのが臭いです。
犬や猫など、毛のあるペットは抜け毛により臭いが発生する場合があり、床の木目の間に毛が入り込み掃除がしにくいような床材を選ぶと臭いも残りやすくなってしまいます。
したがって、掃除機やフローリングワイパーなどで掃除がしやすい床材を選ぶことも大切です。
また、ペットの臭いは壁にも付きます。
壁材の中には「エコカラット」と呼ばれる臭いを防ぐ機能があるものがあります。
エコカラットはタイルタイプの壁材で、臭いを防ぐほかに調質機能もあり、機能的でおすすめです。
まとめ
ペットのために中古マンションを購入し、リフォームする際には、傷や臭いが付きにくい床材や壁材を選ぶことが重要です。
特に、珪藻土は補修がしやすく、腰壁は下半分のみを機能性壁紙にすれば費用を抑えることができるためおすすめです。
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