築年数の経過した中古住宅を購入する際、優先的に考えたい水回りのリフォーム。
今回は水回りの耐久年数やリフォームにかかる値段、お得に水回りをリフォームする方法をお伝えします。
水回りのリフォームをする時期はいつ? 優先順位は?
まずは、家の水回りと言われる部分の一般的な耐久年数・交換時期を見てみましょう。
・水栓本体以外のシャワーヘッド・シャワーホース、カートリッジなど…5年
・水栓本体…10年
・トイレ、ビルトインコンロ…10~15年
・洗面化粧台…10~20年
・システムキッチン、給排水管…15~20年
・浴室(在来工法/ユニットバス)…20~30年
住宅のものは基本的に10年で交換時期がくると言われていますが(給湯器が良い例です)、上記に見るように、水回りでは水栓がその最たるものです。
時期をずらし少しずつリフォームしていく手法をとるならば、築10年の時期、あるいはリフォーム後の場合は直近の交換から10年後に、家中の水回りの水栓を交換することを優先に考えるとよいでしょう。
次にトイレ、ビルトインコンロ、システムキッチン…といった優先度で順番にリフォームしていくと良いかもしれません。
水回りのリフォーム 費用はどれくらいかかる?お得に工事するための方法と優先順位は?
実際に水回りのリフォームでは、いくらぐらいの費用がかかるのでしょうか。
費用相場は、以下のようになっています。
・水栓の交換…4~5万円
・トイレのリフォーム…~50万円
・ビルトインコンロの交換…10~30万円
・化粧洗面台のリフォーム…~10万円
・キッチンのリフォーム…50~150万円
・バスルームのリフォーム…80~100万円
比較的寿命の短い水栓を例に挙げると、1つ交換するだけなら4~5万円で交換できますが、1つの業者にまとめていくつかお願いすると総費用を割引してくれるケースや、キャンペーン費用で施工を行ってくれるケースもあるようです。
それと同じことが水栓交換以外のリフォームについても言え、特定の会社にまとめてリフォームをお願いすることが、割引のコツになります。
なお、もっと手軽に済ませたいという方なら、各パーツを自分で購入し、施工のみを業者にお願いするといったことも可能な場合があります。
水栓以外でも、ビルトインコンロ、洗面化粧台、キッチンシンクなど、多くのパーツが実は、「取り付けて」あるものだからです。
まとめ
以上に挙げた優先度やリフォームの順番、リフォームの値段などはあくまでも目安になります。
まずは、リフォーム会社に相談してみてくださいね。
自分で調べ・考えるより、良い提案が受けられるかもしれませんよ。
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