中古住宅購入を検討中の人は、インスペクションという言葉を聞く機会
聞いたことはあるけれど、詳しい内容はわからないという人もいるかもしれません。
今回は、「インスペクション」とはなにか、またメリットについても詳しく紹介しますので、検討中の人はぜひチェックしてみてください！
中古住宅購入の際に知っておきたいインスペクションとはそもそもなに？
インスペクションという言葉は、住宅購入を検討していない人にとってはなじみのない言葉ですよね。
しかし、これから中古住宅を購入したいと思っている人にとっては、知っておきたい言葉なのです。
まず、インスペクションとは、調査・検査という意味があるのですが、不動産業界では住宅診断という意味で使われています。
具体的には、住宅に欠損や傷などの瑕疵がないかを診断して評価することです。
立地や築年数は考慮されないので、利便性のいい場所や高級な素材を使って建てた家が高評価になるというわけではありません。
なおチェック項目は、柱や梁の強度、耐震性、シロアリ被害にあっていないかなど数多くあります。
診断は目視でおこなわれ、部材にヒビ割れや腐食がないか、部品が欠損していないかなどをチェックします。
中古マンションの場合は、上記項目に加えエントランスや廊下などの共有部分も診断の対象となります。
それ以外にも、周辺の環境や管理状況などもチェック項目に含まれます。
なお、現在インスペクションは義務化されておらず、過去に診断を受けた履歴があるかのみ伝えることが義務化されています。
中古住宅購入前に知っておきたいインスペクションのメリットとは
では、インスペクションは買主にとってどんなメリットがあるのでしょうか。
まず、売主・買主どちらにもメリットがあります。
売主にとっては、もし低い評価を受けた場合不利になるのではと思うかもしれませんが、瑕疵は必ず買主に伝えなければならないという義務があります。
自己判断では見落としがあるかもしれませんが、専門家によって適正に診断を受けた物件ということで、
また、たとえ瑕疵が見つかってしまったとしても、売却後に発覚することによるトラブルを事前に回避できるというメリットもあります。
一方、買主
また、欠損や劣化具合が可視化されるので、修繕する場合はいくらくらい費用がかかるのかも事前に把握できますね。
まとめ
このように、中古住宅を購入する前にインスペクション評価された物件かどうかを知ることで、トラブルを避け安心して購入ができるというわけです。
ぜひ今回の記事を参考に、自分にぴったりな中古住宅をみつけてみてください！
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