インテリアは、飼い主さんもペットも快適に過ごせるようにしたいですよね。
一般的なインテリアが、実は犬や猫などのペットにとっては危険なものであることも多いため、注意が必要です。
そこで今回は、ペットにとって危険なインテリアについて解説していきます。
大切なペットを危険にさらすことのないよう、インテリアを見直してみましょう。
ペットにとって危険なインテリア:フローリング
おしゃれなインテリアにこだわりたいという飼い主さんも多いのではないでしょうか?
近年の住宅は、和室よりも洋室がメインのものが一般的となっています。
洋室のインテリアといえば、フローリングの床がほとんどですが、実はフローリングの床はペットにとって大変危険なインテリアであることをご存知でしょうか?
掃除がしやすくて、おしゃれなインテリアに欠かせないフローリングですが、ペットにとっては滑りやすく、足腰に大きな負担がかかってしまうのです。
ペットがフローリングで滑ってしまうのを見たことがある飼い主さんは多いでしょう。
フローリングの床は、ペットには滑りやすいため、長く生活を続けると関節系の疾患を引き起こしやすくなってしまいます。
股関節や膝蓋骨脱臼などの病気になってしまう可能性が高くなり、また、足腰に疾患があるペットや高齢犬などは、症状を悪化させてしまうことになり危険です。
とはいえ、近年の住宅の床は、フローリングが一般的です。
ペットを危険から守るために、フローリングの滑りを軽減する対策を行いましょう。
フローリングの上に毛足の短いカーペットを敷いたり、はめ込んで好きなサイズで設置できる滑り止めジョイントマットを敷いたりすれば、ペットが滑ってケガをするのを防ぐことができます。
インテリアにマッチするものをチョイスすれば、おしゃれに仕上がりますね!
ペットにとって危険なインテリア:観葉植物
フローリング以外にも、ペットにとっては危険となるインテリアにはさまざまなものがあります。
どんなインテリアがペットにとって危険なのか、具体的にみていきましょう。
お部屋のインテリアのアクセントとして、観葉植物を設置している方も多いのではないでしょうか?
しかし観葉植物は、ペットにとって大変危険なものです。
観葉植物として人気の高い「ポトス」は、ペットが噛んだり食べたりすると、口の中が腫れたり皮膚炎を引き起こすことがあり、危険です。
クリスマスシーズンに人気の「ポインセチア」は、ペットが食べてしまうと口の痛み、嘔吐、下痢、けいれんなどの中毒症状を引き起こすおそれがあり、大変危険です。
鉢植えとして人気の「シクラメン」や「アロエ」もペットが誤って口にしてしまうと、中毒症状や体温低下などを引き起こしてしまいます。
ほかにも、お部屋のインテリアとして人気の芳香剤やアロマオイルもペットにとっては危険なものです。
ペットが芳香剤やアロマオイルを食べてしまうと、中毒症状を引き起こしてしまいます。
また、インテリア性で選びがちな高さのあるソファーやベッドなども、ペットにとっては危険です。
上ったり下りたりするときに、ペットの足腰に非常に大きな負担がかかり、関節炎、骨折、ヘルニアなどの原因となってしまいます。
まとめ
飼い主にとってはおしゃれで快適なインテリアが、ペットにとっては危険なものもあります。
ペットが口にしたら危険なものは部屋に置かないようにしたり、フローリングは滑り対策をしたりして、ペットに安全なインテリアを心がけましょう!