キッチンは、住宅の中でも毎日使う場所であるため、メンテナンスが欠かせません。
水回りから、レンジフード・キッチン扉まで、キッチン内でメンテナンスが必要な箇所がさまざまです。
キッチンのメンテナンスは、業者に頼む方も多いようですが、案外自分で簡単に対応できるところもあります。
この記事では、自分で出来るキッチンのメンテナンスについて説明します。
定期的に自分でキッチンのメンテナンスを行なっていれば、快適に使い続けることができますよ!
メンテナンス(キッチン)は自分でできる?修理できるもの
水回りであるキッチンには、さまざまなものが設置されており、そのほとんどは定期的なメンテナンスが必要です。
キッチンの修理やメンテナンスは、業者に行なってもらうものと思っている方も多いようですが、実は自分で対応できるものも案外あります。
・人工大理石のメンテナンス
キッチンの天板、シンクといった水回りでは、人工大理石がよく使われています。
人工大理石が汚れたりキズがついたりしてしまった場合のメンテナンス・修理は自分で出来ます。
日頃のメンテナンスは、中性洗剤とやわらかいスポンジを使用し、軽くこすって汚れを落とし、濡らしたふきんで拭きあげて洗剤を取り除いたら、最後に乾いたやわらかい布で乾拭きをして仕上げます。
ひどい汚れや細かいキズがある場合は、クリームクレンザーで磨き、水拭きしてメンテナンスを行います。
キズ修理のためにサンドペーパーでこすってキズをなくすこともできます。
・レンジフード・換気扇のメンテナンス
キッチンのレンジフードや換気扇は、油汚れがたまりやすいところです。
定期的なメンテナンスを行わないと、汚れがどんどん蓄積されてしまい、自分でお手入れできなくなってしまいます。
キッチンのレンジフード・換気扇は、3ヶ月に一回はメンテナンスを行うようにしましょう。
レンジフード・換気扇の外枠など説明書を確認しながら取り外して分解します。
水1リットルを沸騰させ、重曹かセスキ炭酸ソーダの粉末大さじ3杯を少しずついれます。
よく混ぜて、完全に溶けたら火から下ろして、冷まします。
大きなビニール袋などに分解した部品を入れて、先ほど作った重曹・セスキ炭酸ソーダ水を入れて、1?2時間ほどつけ置きします。
ひどい汚れは、ブラシなどでこすって落としましょう。
最後はお湯で洗い流し、水気を十分に切ってから取り付けます。
メンテナンス(キッチン)は自分でできる?水回りの修理
キッチンから水漏れしてしまうなど、水回りのトラブルは案外発生します。
キッチンからの水漏れも、業者に依頼せずに自分でメンテナンス・修理できる場合もあるため、まずはトライしてみましょう。
キッチンの蛇口をしっかりと閉めているにも拘わらず、蛇口から水がポタポタと漏れている場合は、蛇口のハンドル部分やその周辺の金具が劣化、破損している可能性が高いです。
蛇口を閉めるのに必要なスピンドルという部品が劣化していると、水漏れしてしまうため、スピンドルを交換しなければなりません。
水回りのメンテナンス・修理は、水漏れなどの不具合が発生したらすぐに対応しましょう。
水漏れ修理には、パッキンとスピンドルが必要です。
まず、止水栓を閉めてハンドルを外します。
ハンドルが外れたら、モンキーレンチを使用してカバーナットを外します。
するとスピンドルが確認できますので、ついている古いパッキンを外します。
それからスピンドルを回して取り外し、新しいものと交換します。
スピンドルの下に水道用コマがあるので、新しいコマに交換します。
あとは取り外したのと逆の順序ではめ込んで戻し、止水栓を開けます。
水漏れしていないか動作確認を行い、異常がなければ修理は完了です。
まとめ
キッチンは毎日使用するため、自分でしっかりとメンテナンスを行うことが重要です。
不具合などが発生したら、まずは自分で修理してみて、改善されなければプロの業者に依頼しましょう。