カーテンは、外部からの視線を防いだり、音や熱、光を調整したりする役割も担っており、私たちが安心して生活するうえで欠かせないアイテムです。
そして、部屋の印象を決める重要なインテリアの1つでもあります。
マイホームの購入または新築を予定されている方のなかには、設置するカーテンの種類で迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、カーテンの種類と費用の相場について解説していきますので、ぜひ参考になさってください。
不動産を購入するなら知っておきたい!カーテンの種類とは?
カーテンは主に5つの種類にわけられます。
●レースカーテン
●ドレープカーテン
●ロールスクリーン
●シェード
●ブラインド
レースカーテンは、薄手の生地でできた透明感のあるカーテンです。
程よい光を取り入れてくれる一方で、外部からの視線を防ぎきれないというデメリットもあるため、単体で設置されることはあまりありません。
また、一般的に周知されている厚手の生地でできたカーテンをドレープカーテンといいます。
遮音や断熱など機能面に優れており、色やデザインが豊富にあることが特徴です。
レースカーテンと組み合わせて利用している方も多いでしょう。
ロールスクリーンは、ロール状の布をくるくる巻き上げて長さを調節する巻き上げ式のカーテンです。
ドレープカーテンよりもすっきり見えるのが特徴で、間仕切りや目隠しにも利用できます。
シェードは、ロールスクリーンと同じように生地を昇降させて開閉するカーテンです。
巻き上げて開けるロールスクリーンに対し、シェードは畳み上げてカーテンを開けます。
また、シェードは開閉にやや手間がかかるため、開閉する頻度が少ない窓に設置するのが一般的です。
そしてブラインドは、細長い羽根(スラット)を組み合わせたもので、会社や事務所などでもよく見られます。
羽根の角度により光の入り具合を簡単に調節できる反面、断熱や防音といった機能性にはあまり期待できません。
不動産を購入するなら知っておきたい!カーテン費用の相場は?
新築住宅にカーテンを設置するにあたり、施行会社に依頼するケースが少なくありません。
そうした場合ではすべての窓にオーダーカーテンを勧められることが多く、その費用相場は、1坪約1万円です。
たとえば4LDKの戸建てであれば、最低でも約30万円が平均的な相場になります。
さらに、カーテンの種類やグレード、窓の大きさによっては50万円以上になることもあります。
少しでも費用を抑えたいのであれば、ホームセンターなどで購入し自分で設置するのも1つの手です。
選択するカーテンの種類にもよりますが、施工会社に依頼する場合の3分の1程度で設置できるでしょう。