一昔前まで外壁は、モルタルが主流でしたが、近年さらに耐久性が向上したサイディングが注目を集めています。
耐久性が向上したとはいえ、半永久的なので定期的にリフォームが必要です。
しかし、いつ・どのタイミングでリフォームをすべきか、分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、サイディング外壁のリフォームをおこなう時期や理由について解説します。
一戸建て住宅のサイディングとは?
サイディングとは、住宅の外壁に使用されるパネル状の外壁材で、近年多く利用されています。
一昔前まで、セメントと砂を混ぜたモルタルを使用し時間をかけて塗るのが一般的でしたが、サイディングはパネル状で施工期間が短く、費用も安いなどの点から国内トップシェアを誇るようになりました。
サイディングは窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類で、それぞれ使用される材料により耐久性やデザインなどが異なります。
モルタルよりも耐久性が向上しているとはいえ経年劣化は避けられないため、リフォームする時期や年数を把握しておきましょう。
サイディング材での一戸建てのリフォームが必要な時期や年数
窯業系や金属系のサイディング材の耐用年数は20〜40年と言われているため、その間にリフォームする必要があります。
とくに、サイディングのつなぎ目であるシーリングは紫外線などの影響により劣化しているケースがあり、雨漏りの原因にもなりかねません。
シーリングのひび割れが起こると、断裂や肉割れなどさらに悪化していく可能性があるため、見つけた際は打ち直しをするのがおすすめです。
メンテナンスをせずに劣化を放置しておくと、耐用年数が経たないうちに交換が必要となるほど劣化が進んでしまいます。
サイディングを長持ちさせるために、シーリングの打ち直しや塗装の確認など定期的なメンテナンスをおこないましょう。
サイディングにメンテナンスでの塗装が必要な理由
紫外線や風雨の影響により塗料の耐久性も低下するため、メンテナンスで再塗装することが重要です。
住宅の多くに使用される窯業は吸水性があるので、塗料を塗ることで防水機能を維持しています。
しかし、表面の塗料が劣化してしまうと防水機能が失われ、住宅内部まで水が侵食する可能性があります。
このような劣化の拡大を防ぐには、外壁の状況を確認し未然に対処することが大切です。
触ったときに白い粉がつく「チョーキング」や塗装のはがれ、カビやサビなどは再塗装の目安になります。
まとめ
住宅の外壁に使用されるサイディングはモルタルよりも耐久性が高いですが、一生ものではないため定期的なメンテナンスが必要です。
サイディングを長持ちさせるために塗料やシーリングの劣化状態を確認し、数年置きにリフォームしましょう。
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