バーチャルステージングという言葉を聞かれたことはございますか？
コロナ禍以降増えてきたもので、不動産売却を検討されている方にとってはもちろん、購入を検討されている方にとっても便利な手法です。
そのなかでも、今回は不動産売却を検討している方にとっての情報をお届けします。
不動産売却で利用したいバーチャルステージングとは
バーチャルステージングとは、売り出している物件を仮想空間上に作り、購入者に「内覧をしているかのような」体験をしてもらう販売手法です。
これまではホームステージングとして、リアルなお部屋に家具や生活小物を配置して内覧会がおこなわれていました。
バーチャルステージングは、それが仮想空間上で実施されることで、購入希望者は目当ての物件に生活イメージを浮かべながら体験することが可能です。
コロナ禍においては、外出や人との接触を避ける目的で、この販売手法が利用されるケースが多くなってきました。
ほかにもメリットは多数ありますので、その内容を見てみましょう。
バーチャルステージングのメリットとは
バーチャルステージングのメリットは、売主側にとってはコストや手間がかからないことが挙げられます。
これまでのようにリアルにホームステージングをする場合は、その家を空き家にしておこなう必要がありました。
しかしバーチャルステージングの場合は、住みながらおこなえます。
くわえて配置する家具も実際のものではなく、仮想空間上にCGなどの技術を利用してイメージを配置するだけです。
家具などの出し入れをする必要もないため、お部屋や家具を傷つける心配もありません。
以上のことから、コストも手間も最小限で済むと言えます。
また実際の家具を配置するよりも、仮想空間の場合は自由度も高くなるため、思いどおりのイメージが描けることもメリットです。
素敵なお部屋を演出することで、購入希望者の第一印象もよくなるため、購入意欲の高まりも期待できるのではないでしょうか。
バーチャルステージングのやり方
バーチャルステージングのやり方は、専門の会社に依頼することから始まります。
不動産売却を検討している売主が、ご自身の部屋を撮影して送ると、その画像にCGで家具などを加工してもらえます。
しかしクオリティの高さを重視する場合は、撮影から専門の会社に依頼するほうが良いでしょう。
その分費用は高くなりますが、360度見渡せる写真に加工するなど、よりイメージしやすいバーチャルステージングになります。
そうすることで、購入希望者の目に留まりやすくなり、宣伝効果が高くなることも期待できるでしょう。
まとめ
不動産売却時に活用できるバーチャルステージングについてご紹介しました。
コロナ禍以降、不動産業界でも販売スタイルに変化が出てきましたが、そのひとつがこのバーチャルステージングです。
やり方はそれほど難しいものではありません。
売主にも買主にもメリットのある手法ですので、興味のある方は検討されてみてはいかがでしょうか。
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