固定資産税を滞納している不動産があると、売却することも検討するかもしれません。
固定資産税を滞納すると、不動産を差し押さえられ、最終的には公売にかけられます。
公売にかけられると売却価格が任意売却などと比べ、安くなってしまう場合が多いです。
この記事では、「固定資産税を滞納するとどうなるのか」や「滞納している状態で売却するための条件」などの疑問を解消していきます。
固定資産税を滞納するとどうなる?
固定資産税を滞納すると督促状が届き、その督促状を無視し続けると家などの不動産が差し押さえられてしまいます。
差し押さえられた不動産は公売にかけられるため、手放すしかありません。
また、公売にかけられてしまうと30%程度相場価格よりも安くなってしまいます。
公売にかけるメリットは基本的にないので、可能な限り避けるようにしましょう。
固定資産税を滞納している不動産を売却するための条件
結論からいうと固定資産税を滞納している不動産を売却するためには以下の条件をクリアする必要があります。
●差し押さえ前:滞納した固定資産税を支払う
●差し押さえ後:自治体へ差し押さえ登記の解除依頼をする
差し押さえ前であれば、固定資産税の支払いをしていない状態でも売却はできます。
しかし、固定資産税を滞納している不動産を購入したい方はほぼいません。
そのため固定資産税の支払いをしてから売却するほうが買主は現れやすいでしょう。
差し押さえ後の場合、差し押さえ登記解除を依頼してもすぐに解除されるわけではないので、不動産の売却益を納税にあてるなど固定資産税を払う意思を見せましょう。
なお、固定資産税は分割払いも可能なため、どうしても一括での支払いが難しい場合は、分割払いの相談をするという方法もあります。
固定資産税を滞納して払えないときの売却方法
不動産を売却して住宅ローンと固定資産税を支払える見込みがあるなら、一般的な売却方法や親族間売買、リースバックなどが可能です。
親族間売買とは親子などの親族間で不動産の名義を売却することで、売却益を固定資産税の支払いにあてることができます。
リースバックは不動産を専門業者に売却し、その後賃貸借契約を交わして自宅に住み続けるサービスなのでこちらも活用できるでしょう。
一方で、どうしても支払えない場合、公売を避けるため直ちに任意売却し滞納している固定資産税を払う方法もあります。
任意売却とは、不動産をローンを組んでいる金融機関の同意を得たうえで住宅ローンが残っている状態で売却することです。
不動産の差し押さえが解除されていれば、任意売却は可能なので、売却金で固定資産税を支払う手立てをします。
まとめ
固定資産税を滞納して放置し続けると不動産が差し押さえられて公売になり、相場価格よりも安く売却されてしまいます。
そのため、不動産の売却を検討しましょう。
ただし、通常の売却方法では売却できないケースがあるため、リースバックや親族間売買、任意売却などの活用をおすすめします。
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