念願のマイホームを持ちたいけれど、一戸建てを建ててしまったら土地と一戸建てを建てるための費用がかかるので、優に5千万~1億円ほどかかってしまうことでしょう。
そこでなるべく費用を抑えつつ、持ち家を持ちたいという方が辿りつくのが、中古マンションを購入してお気に入りの内装や機能を追加するためにリノベーション施す方法。
費用が安いという印象があるこの方法ですが、実際にはどのくらい費用がかかるのか把握していますか?
今回の記事では、リノベーションマンションにかかる費用について詳しく書いていきましょう。
リノベーションとは、基本的に中古マンションを改修して新しく甦らせる方法なので、まず元となる中古マンションを購入する必要があります。
※ちなみに、リノベーションとリフォームとの違いについて書いた記事があるので、リノベーションという言葉について知りたい方は
こちらの記事をご参照ください!
もちろん、住みたいエリアの平均マンション購入額よりは安く購入することができます。(マンション全体の劣化具合や築年数などによっても金額は左右されます)
実際に都内23区で中古マンションを購入しようとするなら、70㎡ほどの専有面積で約5000万円ほどの値段だと考えておいていいでしょう。
都外だったり、都心から離れればそれに比例して価格は落ちていきますが、数千万円ほどは必要です。
物件を購入する費用に加えて、紹介してくれた不動産屋さんに対して支払う仲介手数料、建物を所有するにあたってかかる税金の登録免許税、司法書士さんに不動産を購入する上で依頼したのであれば、それに対しての報酬も支払わなければなりません。
ここからが記事の本題。
リノベーションにかかる費用です。
よく不動産の価格を表現する時に、"坪単価"や"平米単価"という言葉を使いますが、リノベーションにおいてはこのような表現はできません。
なぜならば、購入した中古マンションの状態でかかってくる費用が大きく上下してしまうからです。
また、当たり前ですが仕上がりのクオリティもどこまでのものにするのかによっても費用は変わってきます。
ということで参考までに、今までにリノベーションをしたことがある人たちが支払った平均価格をみていくことにしましょう。
だいだいの目安値ではありますが、マンションで800万~1100万円、一戸建てで1000万~1500万円が大多数を占めます。
リノベーション費用の相場を押さえておくことで、値交渉をする時に交渉の材料になるので頭の中に入れておくようにしておいてください。
賃貸とは異なり、持ち家を持つということは財産を持つということになるため、固定資産税を支払わけければなりません。
リノベーションマンションを保有してからも支払わなければならない費用も把握しておきましょう。
リノベーションにかかる費用をなるべく安く抑えるためには、ズバリ"知識を増やすこと"これに限ります。
実際にリノベーションに関する知識が少ないと、業者の方が話している内容もあまり理解することができない状態になることでしょう。
その対策案としてオススメなのが、複数の業者に対して見積もりをしてみること。
これをすることによって、嫌でもリノベーションに関して商談の場が設けられるので、その場を幾度も経験することによって自然と知識は付いてきます。
面倒だと思わずにやってみることをオススメします。決して安い買い物ではないのですから。