投資用にマンションを購入する時に新築マンションではなく中古マンションを購入することも往々にしてある。
物件数の多さという側面からも、中古マンションの方が回収方法に多様性があるのも事実。
今回は東京都内で投資用に中古マンションを購入する際に気を付けたいこと、どのように効率的に投資額を回収していくのかを簡単にご説明していきたいと思う。
東京都内で投資用のマンションを購入して運用することが最も安定的に収入が得られる。
というのも、安定的に住居の需要があるからに他ならないが、東京に多くの訪日外国人観光客が増加していることも需要が増えている1つの要因だ。
定住する人に対して賃貸物件として物件を提供するのではなく、Air bnbなどの民泊用のサイトに掲載して短期滞在したい人に対して間口を開くことも最近の流行ではないだろうか。
賃貸物件として貸し出す場合も、民泊用として貸し出すにしても安定的に収入を得るためにベースとして東京都内、または大阪や京都などの人口の数が安定しているエリアにした方が安全だ。
中古マンションのメリットといえば、なんと言っても安いこと。
新築マンションを購入する価格の約5割~7割程度の価格で購入することが可能で、投資の基本的な考え方である"安く仕入れて高く提供する"の、安く仕入れるという部分を中古マンションを買うことでクリアすることができる。
投資において利回りを高くするためには、極限まで投資金額を落とすことが大切になる。
そのため、中古マンションを購入する際は必ず仲介会社、又は売主に対して値交渉することを忘れずにやっておきたい。
中古マンションを購入する上で特に気を配らなければならないのは、そのマンションの耐震設備だ。
特に東京都内では、関東大地震がそろそろ来るのではないかと各方面から予測する声が上がっているため、東京都に住んでいる・またはこれから住み始めるという人は"地震に気を付けなければ"という意識を潜在的に抱いている。
仮に耐震設備が充分に整っていないマンションの場合、建築基準法はパスしているものの、賃料をかなり下げなければ入居してくれないというのが現実だ。
中古マンションを購入する際は、この点を重点的に確認しておこう。
耐震設備に関しては上記で説明した通りだが、その物件を構成する要素として耐震設備は数多くある中の1つでしかない。
事実から言ってしまえば、優良な中古マンション物件を探すことはかなり難しい。
不動産に精通している業者でも難しく、素人である一般人がそれをするとなるとほとんど無理と言ってしまっても過言ではない。
だからといって、決して優良な中古マンションを探すのを諦めろという訳ではなく、費用はかかりますが専門の調査会社に依頼するのが無難だろう。
依頼するからといって頼り切るのではなく、自分でも不動産の知識を付けるように勉強することが必要不可欠だ。