中古マンションの購入は人生の中でも大きな買い物のひとつです。分からないことや不安なことが多いのは当然のことです。
中古マンションの購入をするときに、“これだけは押さえておきたい注意すべきこと”があります。
実際に中古マンションを購入した人が言う「注意すべきこと、確認しておくべきこと」を確認しておきましょう。
そこに住んでいる人がどういう人なのか
物件を探すとき、間取りや設備、立地にばかり目がいってしまいますが、見落としてはいけないのが同じマンションに住む人たちのこと。
マナーが悪い人、不審ないないか、住人同士の揉め事などがないか、あらかじめしっかりとチェックする必要があります。
家族構成、子供がいるのか、お年寄りなのか?このあたりも知っておいた方が賢明です。上下左右、特に下の階の住人はこちら側の音でトラブルになる場合もあるので人柄を知っておきましょう。
騒音問題は本当に大変なので住みはじめてから困ったと気づいても解決は難航する場合が多いです。
管理人や管理組合がしっかりしているか
マンションの下見の際には、ゴミ捨て場や共用スペースが衛生的か、自転車置き場はきちんと整理されているかを確認しましょう。ここがしっかりしているかを見るだけでも、ある程度の見極めができます。
管理体制や運営がずさんだと、修繕費などで予想外の請求を受けてしまう場合もあります。
管理会社の評判はインターネットの口コミや掲示板でも調べてみるのをお忘れなく。
物件のここだけは見ておく
ガス関連や水まわりは購入前にチェックを。購入してからお湯が出なかったりすると、別で費用を請求されてしまうケースもあります。
築年数にもよりますが、排水がうまくいかないこともあるので、これも問題がないか事前に確認しておきましょう。
また、中古の物件は特にカビが出やすいので、窓の位置・風通しもチェックを。空気がこもるような場所があれば注意が必要です。
室内だけでなく、共用部にひびなどの不具合がないかも細かく見ておきましょう。
周辺環境や治安のチェック
これは賃貸の場合でも言えますが、周辺環境や治安のチェックは大切です。
特に、駐車場の出入りが激しく騒がしかったり、なぜか子供の遊び場になっていたりすると地味にストレスになります。
朝昼晩と、時間帯によって最寄駅~マンション周辺がどんな雰囲気になるのかも見ておきましょう。
前の住人はなぜ物件を手放すのか?
可能であれば、売却の理由を聞いておきましょう。
何か事情があったり、買い替えならまだしも、他に重要な理由がある場合は買い控えも必要です。
あとは、稀なケースとして「住んで数か月で管理費の値上げがあった」という例も。近い将来に管理費の値上げがないか、何か変更される予定のことはないか購入時に聞いておく方が賢明です。
管理人さんがいれば、話ができれば他の住居者の話を聞いてみましょう。管理人の人柄も知ることができて一石二鳥です。
大きな買い物だからこそ、経験者のお話が重要な参考になりますね。
チェックすべきところ、確認すべきところはしっかりと確認して、「買ってよかった」と思える物件を見つけましょう。