東京都港区で中古マンションを購入 30代男性
神奈川県横浜市で生まれ育ちましたが、就職して東京都内のオフィスに勤めることになりました。
新築物件についても色々と探してはいたのですが、タイミング的に予算や目的に合う物件を見つけることができませんでした。
購入したのは築10年の物件で、同地区の新築価格を考慮するとかなりお得でした。住んでみて驚いたのは、引っ越してすぐに複数の不動産会社から「おたくのマンションを売ってください」という内容のダイレクトメールが届いたことです。
東京都港区中古マンションを購入 40代男性
しかし、南青山エリアでは築30年の物件でも3000万円程度の価格がするので驚きました。築40年や築50年の物件では、1500万円程度の中古マンションも売りに出ていたのですが、さすがに耐用年数を考えると購入する気持ちにはなれませんでした。そこで、自分の貯蓄と収入では築30年の中古マンションを買うことにして、35年の住宅ローンを組んで購入しました。
住み始めた当初は、東京都心のなかでも一等地に住むことができて毎日が幸福感と優越感で充実していました。あの表参道駅が徒歩圏内にありますし、原宿駅や渋谷へは自転車で行くことができます。しかし、マンションに住み始めて3か月くらい経過すると、マンションの室内の設備について「やはり古いな」という感覚が強くなっていきました。ガスコンロは古いタイプですし、浴槽の室内乾燥機は使用できないからです。
また、マンション室内にガス配管の定期点検があったときに、東京ガスの方から築40年になるとガス漏れ事故が発生する可能性がでてくると言われたときには、暗然とした気持ちになりました。私は、いまでは築30年の物件を購入したのは軽率だったかもしれないと思っています。