マンションの購入には、何かとお金がかかります。
中古マンションの場合、新築マンションと比較すると価格は安いとはいえ、やはりそう簡単に購入できるような金額ではありません。
そんなマンションの購入の負担が少しでも軽くなる方法として注目されるのが、仲介手数料無料のマンションです。
以前の記事では仲介手数料無料の秘密についてご説明しましたが、今回はどのくらいメリットがあるのか考えてみました。
まずは初期費用の内訳を知ろう
マンションの仲介手数料無料のメリットについてお話をする前に、まずは初期費用の内訳を知っておきましょう。
マンション購入の初期費用の内訳
・仲介手数料
・印紙代(売買契約書用・住宅ローン契約書用)
・住宅ローン保証料及び事務手数料
・税金(不動産取得税・固定資産税・都市計画税・登録免許税)
・保険(火災保険・地震保険・家財保険など)
・団信(団体信用生命保険)
・引っ越し代
上記の内訳の中で、印紙代は売買物件価格や住宅ローンの借入金額に応じて決められた金額が適用されますが、その他の費用は購入するマンションの価格や契約する金融機関・保険会社によって変動します。
こうしたことを考えると、やはり少しでも節約できるところはしたいですよね。
そこで私たちが一番ご協力しやすい項目が仲介手数料なのです。
仲介手数料無料どのくらい得をするのか
では、ここからは例と過去記事でご紹介した仲介手数料の計算式を交えながら、仲介手数料無料はどのくらいメリットがあるのか見ていきましょう。
例:3000万円のリノベーション済中古マンションを購入する場合
①3000万円×3%+6万円=96万円
②96万円×1.08=103万6800円
①の式は『400万円を超える物件は、物件価格の3%+6万円』という計算式に当てはめて計算した結果ですが、仲介手数料には消費税がかかります。
そこで①で算出した金額に消費税を掛けた金額を算出したのが②の計算式で、3000万円のマンションを購入する場合の仲介手数料は103万6800円となります。
約100万円が無料になるということは、その分を引っ越し費用に充てたり、新しい家具を買い揃える資金として使ったりすることができるでしょう。
また総費用の総額が安くなる分、住宅ローンの借入金額も安くなり、毎月の住宅ローン返済の負担も軽減することができるのも、仲介手数料無料のメリットといえます。
まとめ
小さいようで、意外と大きいマンション購入の仲介手数料無料。