マイホーム購入のために、多くの方が契約される住宅ローン。
今はネット銀行でも住宅ローンを取り扱っており、ローンの選択肢がかなり増えました。
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そんな頼れる住宅ローンですが、契約にあたって多くの方が心配される点が審査だと思います。
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以前、上記の記事でローンの審査に通らない原因についてご紹介しましたが、今回はそれを踏まえて、その解決法について考えてみましょう。
住宅ローンの審査に通らない原因その1 与信状況
ローンの審査に通らない原因で多く考えられる原因の1つが、名義人となる方の与信状況です。
与信状況は、クレジットカードや各種ローンの滞納履歴などが記録されたもので、1度記録がつくと一定期間は消えません。
その期間は記録内容によって異なるため、例えばクレジットカードの滞納履歴は消えていたけど、過払い請求履歴がまだ残っていたという場合は、通過が厳しくなります。
よく「ブラックリストに載っている」と言われますが、その情報が与信状況なのです。
与信状況を少しでもクリアする解決法としては、まずご自身の返済状況を把握し、まだ支払いが残っているものがあれば、早めに完済されることをおすすめします。
なお、与信状況については、個人信用情報を記録する専門機関のホームページにて照会することが可能ですので、そちらもご覧ください。
住宅ローンの審査に通らない原因その2 名義人の健康状態
先程は、名義人となる方の与信状況についてお話しましたが、本審査ではさらに健康状態もチェック対象となります。
民間金融機関が独自で販売している住宅ローンの場合、万が一名義人の方に何かあってローン返済が厳しくなった時に備え、団信(団体生命信用保険)の加入を義務付けることが多いです。
しかし、この団信も無条件で加入できるものではなく、団信申し込み時の健康状態によっては、加入を認められないことがあります。
そうなると、団信の加入義務を条件としているローンの審査には通りません。
そのため、ご自身の健康に自信がある方も含め、事前に団信の健康状態の条件を調べ、加入を認められないケースに該当しないか調べておきましょう。
まとめ
住宅ローンの審査が通らないということは、せっかく見つけた憧れのマイホームを購入できないということになります。
「本当にきちんと通過できるだろうか」と不安を抱えて審査期間を過ごすことは、精神的にも負担がかかるでしょう。
そんな不安を少しでも払拭して臨むことができるように、ローンの申し込み前には、今回ご紹介した原因と解決法を利用して、通りやすい条件を整えておくことが大切です。
私達RENOLAZEでは、中古マンションのご紹介と併せて、住宅ローンの審査についてもご相談を承っております。