「せっかく中古マンションを購入するなら、リノベーションをして理想通りの家に仕上げたい!」
そんな風に考える方にとって、リノベーション向きマンションを購入することは、理想のマイホーム造りの第1歩といえるでしょう。
そして、思い描く家を実現させるためには、間取りや将来のことなども考えた計画を立てることが大切です。
間取りは変更のしやすさを考えよう
中古マンションのリノベーションを行う際、ご要望が多い施工の1つが間取り変更です。
例えば、隣り合う部屋を1つにつなげて1部屋のスペースを広くしたり、反対に広いお部屋を区切って個室を増やしたりと、その方法は様々です。
ただ、間取りを変更する場合の注意点としては、将来ご家族のライフスタイルに変化が訪れた時のことも考えることを忘れてはいけません。
例えば、リノベーションによって子ども部屋を増やした場合、お子さん達が大きくなった後の部屋をどう活用するのかが課題となるでしょう。
もしくは、購入したマンションを将来売って住み替える場合、リノベーションした間取りを気に入ってくれる方がなかなか見つからない可能性も否めません。
そうなった時、再びリノベーションをして売却しやすい間取りに変更することができるかどうか、その点も考慮されることをおすすめします。
ご希望の予算でどの程度のリノベーションができるのか
中古マンションのリノベーション計画においては、内装の設計や設備の選択も大切ですが、もう1つ重要なポイントが、資金計画です。
これまで何度もこのブログでお伝えしているように、一口にリノベーションといっても、選択する施工方法・範囲・素材などによって、かかる費用も大幅に変わります。
そのため、あれこれ案を取り入れすぎると、結果として予算を大きく上回ってしまい、施工計画自体を見直さなくてはいけなくなるでしょう。
そうならないためにも、まずはどの箇所をどんな風に変更したいのか、気になる施工方法や素材を使用した場合、コストはどのくらいかかるのかなどを調べます。
その上で、「この素材を使うとちょっと予算オーバーになってしまうから、別の素材を検討しよう」「この部分はそのままにして、ここだけ変更しよう」と、予算に合わせて計画を練り直しましょう。
そうすることで、予定していた資金計画で無理のない施工を行うことができますよ。
まとめ
リノベーション=夢を形にするということで、つい期待が膨らんでしまいがちですが、計画がずれそうな時は冷静な判断をしてきちんと軌道修正を行うことを忘れないようにしましょう。
そうした堅実な計画の進め方が、後悔の少ないマイホームの実現となるポイントです。