中古マンションの購入を決めてから引き渡しまでには、数々の踏まなければならないステップがあります。
また、リノベーションを行う場合は、購入の手続きと同時にリノベーションの計画も進めなくてはいけません。
そのため、マンション購入+リノベーションをご希望される方は、マンション購入だけを希望されている方より、必要な工程が増えます。
今回は、中古マンションを購入後、リノベーションを行う方はどのような流れで進めたら良いのかご紹介しましょう。
中古マンションの購入とリノベーションを決意してからの流れ
・物件探し&資金計画の立案
物件探しと並行して資金計画を立てることで、マンション購入やリノベーションにそれぞれどのくらいの予算を充てることができるのかが明確になります。
またリノベーションについては、物件探しと同時に施工プランを考え始めると、その後の打ち合わせや契約もスムーズに進めやすくなりますよ。
・物件の内見
ある程度希望の物件を絞り込んだら、実際に内見してみましょう。
内見をする際は、リノベーションの際に大きく関わる箇所となる、マンションの構造タイプ(ラーメン構造なのか壁式構造なのか)や過去の修繕履歴なども、しっかりご確認ください。
また、床もリノベーションをする予定なら、施工しやすい二重床かどうかも大切なチェックポイントとなります。
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・購入の申し込み&住宅ローン事前審査の申し込み
不動産会社での相談や内見の結果、購入する物件が決まったら、いよいよ申し込みです。
物件購入の申し込みでは、「この物件を買います」という意思を示す、申し込み金の支払いが必要です。
金額はケースバイケースですが、10万円前後が相場となっています。
そしてもう1つ必要な申し込みが、住宅ローンの事前審査です。
このタイミングで事前審査を申し込んでおかないと、後々の計画が崩れてしまう可能性がありますのでご注意ください。
リノベーションにも影響する?購入前の事前審査の重要性
以前、『不動産購入の流れで必ず行う住宅ローンの審査。あなたは大丈夫?』という記事でもご紹介したように、住宅ローンの審査は2段階に分かれています。
そして事前審査に要する期間は、申し込んだ金融機関によってまちまちですが、だいたい5~7営業日を要するケースが多いようです。
もちろん、審査期間中の営業日には、金融機関の窓口が休みとなる土日祝日は含まれませんので、週末や連休を挟む場合は注意が必要です。
もし、中古マンション購入の申し込みが終わっていても、事前審査の結果が判らなければ次のステップに進むことはできません。
そのため、住宅ローンを申し込む予定の金融機関に、審査に要する期間がどのくらいかかるのか聞いてから、物件の申し込み日と審査の申し込み日を決めると良いでしょう。
まとめ
今回は、中古マンション購入の流れの前半部分をご紹介しました。
マンション購入とリノベーションの計画を同時に進める方は、ぜひ参考にしてみてください。
中古マンション探しやリノベーション・住宅ローンに関するご相談は、RENOLAZEまでお寄せください。