睡眠は一日の疲れを取り、翌日の活力を蓄えるためにとても大切なことです。
そのためには睡眠の質を上げることも大切ですが、寝室の環境によってはあまり満足できていないという方もいらっしゃるでしょう。
それなら、リノベーションで寝室を変えてみてはいかがでしょうか。
寝室をリノベーションする時のポイント
まずは、寝室をリノベーションするにあたって、気をつけたいポイントをご紹介いたします。
・ポイント1 窓から入る外気の影響
ベッドや布団を置く時、窓のある方向に頭を向けて寝るスタイルを選ぶ場合は、窓から外気がどの程度入り込むか考えます。
窓は外気が入り込みやすく、夏は蒸し暑い空気が、冬は冷たい空気が入り込むことで、すっきりしない目覚めとなることがあるからです。
そうした悩みを持つ方は、内窓を取り付けて二重構造にすることで、外気に左右されないすっきりとした朝を迎えることができるでしょう。
・ポイント2 寝室周辺から響く音の影響
マンションの間取りによっては、リビングの隣に寝室があったり、窓の外が共用廊下になっていたりすることがあります。
そうすると、リビングの壁越しにテレビの音が伝わりやすい、他の住人の方が共用廊下を歩く時の足音が気になるといった悩みもあるかもしれません。
この場合は、壁の防音性を高めるリノベーションや先ほどご紹介した二重窓にすることで、ある程度音の影響を小さくすることができます。
さらに、遮音性のあるカーテンを窓に取り付けたり、ベッドの位置を変えるなどの工夫も行うと尚良いでしょう。
・ポイント3 和室から洋室へのリノベーションは床に注意
以前、洋室から和室へのリノベーション方法をご紹介しましたが、反対に和室から洋室へリノベーションする場合は、床の冷えに注意が必要です。
畳は冬でもそれほど冷たくなりませんが、フローリングは畳と比べると冷たくなりやすいため、変更後は寝室が寒く感じるかもしれません。
それを防ぐためには、フローリングではなくカーペットに張り替えることで、ある程度床の冷えを防ぐことができますよ。
また、押し入れをクローゼットに変更する場合、クローゼットの扉を開けた時にベッドに当たらないか、ベッドとクローゼットの間に立った時に狭くならないかも考慮しましょう。
寝室のリノベーション 壁紙はどうする?
寝室のリノベーションを行う時、室内の雰囲気を一新する方法の一つに、壁紙を変える方法があります。
この時のポイントは、寝付きを良くするような色や柄を選ぶことです。
例えば、赤やオレンジなどのはっきりした明るい色は興奮作用があるため、眠る前のリラックスタイムにはあまり向きません。
また、派手な柄や大きな柄が入ったデザインの壁紙も、そちらに意識がいってしまってよく寝付けなくなってしまう可能性があります。
そこで寝室の壁紙は、気持ちを落ち着かせやすい淡い色や小さい柄・もしくは無地の壁紙を選ぶようにしましょう。
そうすることで、落ち着いて眠れる寝室にすることができますよ。
まとめ
寝室のリノベーションは、「いかに質の良い睡眠を取ることができるか」を考えながら計画することが大切です。
現在、寝室のリノベーションをご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。