師走を迎え、ますます冷え込みが厳しくなるこの季節の癒しといえば、あたたかいお風呂に入ることという方も多いでしょう。
冷えた体を芯からあたためてくれるお風呂は、体だけでなく心まであたたまりますね。
しかし築年数が古い中古マンションの場合、バスルームがタイル張りでひんやりしていて、お湯に浸かるまでの時間が辛いという方もいらっしゃるでしょう。
そのお悩みは、浴室暖房リフォームで解決できるかもしれませんよ。
もう寒さに震えない!浴室暖房リフォームのメリット
近年普及している浴室暖房は、文字からも推測できるように、バスルームをあたためる設備です。
この浴室暖房のメリットには、以下の点が挙げられます。
・ヒートショック予防になる
室内の寒暖差が大きくなる冬は、ヒートショックが起きやすい時季でもあります。
ヒートショックとは、気温の寒暖差によって心臓に負担がかかる症状のことで、最悪の場合は死に至ることもある危険な症状です。
しかし、リフォームで浴室暖房を導入することでバスルームと他の部屋の寒暖差を小さくし、ヒートショックを予防することができるのです。
・バスルームや洗濯物を乾燥させることができる
浴室暖房には乾燥機能が付いているものが多いため、入浴後や掃除後は水気を取って乾燥させることができます。
そうすると、窓がないタイプのバスルームでもしっかりと乾かすことができ、カビの発生を抑えやすくなります。
また、洗濯物を乾かすこともできるため、天気の悪い日や風が強い日でも室内干しの嫌なにおいに悩まされることがありません。
ヒートショックの影響を受けやすい高齢者のいるご家庭や、洗濯物が多いご家庭などは、浴室暖房のリフォーム向きと言えるでしょう。
中古マンションで浴室暖房のリフォームを行う場合の費用と施工方法は?
中古マンションのバスルームに浴室暖房を取り付けるリフォームを行う場合、だいたい15万円前後の費用がかかります。
ただし、これはバスルームのみをあたためることができるタイプの費用なので、バスルーム+脱衣所の2ヶ所に取り付ける場合は20~25万円ほどとなります。
そして施工方法は、今付いている換気扇の送風口を利用して設置するケースが一般的で、送風口のサイズが元の換気扇と同じであれば、工期も短期間で済みます。
一方、サイズ違いで送風口の大きさを変えたり、電気式の浴室暖房で電圧を上げなくてはいけない場合は、もう少し費用も工期もかかることがあります。
浴室暖房リフォームに合わせて給湯器も交換しよう
中古マンションの場合、内装や室内の設備はリフォームされているものの、給湯器などは以前のままというケースがあります。
もちろん、給湯器も消耗品なので、古くなるとお湯の出が悪くなり、快適なバスタイムを過ごすことができません。
そこで、浴室暖房リフォームを行う場合は、古くなった給湯器も併せて交換することをおすすめします。
リフォームと交換を同時に行うことで施工を一気に終わらせることができるため、一石二鳥ですよ。
まとめ
寒さに負けず快適なバスタイムを過ごすための設備としておすすめの浴室暖房。
バスルームのリフォームを検討中の方は、ぜひ設置してみてはいかがでしょうか。
中古マンションのバスルームのリフォームに関するご相談は、RENOLAZEが承ります。