皆さんは、「中古マンションは管理を買いなさい」という言葉を見聞きしたことがありますか?
これは、「中古マンションを購入するなら管理状況が良い物件を選ぶ方が良い」との意味が込められている言葉で、中古マンション探しの重要ポイントの一つにもなっています。
ただ、そうは言ってもどのように確認したら良いのか、また管理に関わるどの部分をチェックするべきなのか判らない方も少なくありません。
今回は、中古マンションの購入で後悔しないための、管理状況を確認する際の注意点をご紹介します。
中古マンションの管理状況確認の注意点1 長期修繕計画
中古マンションは一戸建てと違い、専有部分と共用部分から成り立つマイホームです。
そのため、キッチンやトイレの修繕は個人の判断で行うことができても、エレベーターや駐輪場・エントランスなどの修繕は、同じマンションに住む方々の同意が欠かせません。
また、修繕にかかる費用や工期も簡単に決めることができないため、修繕が必要になりそうな時期を想定し、事前に予算の積み立てや工事の計画を練ることが大切です。
それが長期修繕計画と呼ばれるもので、この計画があるかないかでマンションの寿命や資産価値が大きく変わる可能性も。
そのため中古マンション購入前は、長期修繕計画の有無、ある場合はいつ頃どんな修繕を予定しているか、それにかかる想定費用はどの程度かをチェックしましょう。
中古マンションの管理状況確認の注意点2 管理費
中古マンションの管理状況の良し悪しを判断するもう一つの注意点が、管理費です。
これはマンションの共用部分で使用する水道光熱費や、敷地内に植えられた植栽の管理、建物や共用設備の定期点検費などに充てられる費用です。
管理費は、そのマンションに住み続ける限り全世帯が平等に支払うお金ですが、金額は物件によって異なります。
そのため、購入希望の中古マンションの管理費が相場とどのくらい違うのかチェックしましょう。
また、管理費は永久に同じ金額を支払うのではなく、物価の動向や管理状況を見直した結果、金額が値上げされることもあります。
もし過去に値上げしたことが判れば、その理由や金額が適切かどうかも確認しましょう。
まとめ
管理費も長期修繕計画も、中古マンションの寿命を少しでも延ばし、資産価値の大幅な下落を防ぐために重要なポイントです。
これから中古マンションを購入予定の方は、ぜひ管理の部分に注目して探しましょう。
管理体制がしっかりしている中古マンション探しは、RENOLAZEまでお気軽にお問い合わせください。
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※掲載している物件情報は、2018年1月16日時点の情報です。