吹き抜けとは、天井と床をなくし、上下階をひとつの空間につなげた構造です。
高い開放感を持ち、採光性や通気性の面でもメリットの大きな吹き抜けですが、冷暖房効率の悪さといったデメリットも抱えています。
そのため、後から吹き抜けを塞ぎたいと考える場合もあるかもしれません。
今回は、リノベーションで塞ぐ際に知っておきたい基礎知識について解説します。
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リノベーションで吹き抜けを塞ぐことは可能?
吹き抜け部分に天井と床を設置するリノベーションをおこなえば、吹き抜けを塞ぐことは可能です。
リノベーションにかかる費用は、吹き抜けを塞ぐ方法や、空間の活用方法によって変わってきます。
単に床材で吹き抜けを塞ぐだけのリノベーションであれば、かかる費用は15万~60万円程度です。
居室やロフトとして活用できる構造・設備を整える場合は、550万円程度の費用がかかります。
リノベーションの内容次第で費用は大きく変わるので、用途や必要な設備を明確にしたうえで見積もりを出してもらいましょう。
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リノベーションで吹き抜けを塞ぐ際の注意点
吹き抜けを塞いだ空間を居室として用いる場合、そのリノベーションは床面積を増やす増築扱いになります。
そのため、住宅が防火地域・準防火地域に位置する場合や、増築する床面積が10㎡を超える場合には確認申請が必要です。
一方、ロフトや屋根裏収容として用いるためのリノベーションであれば、増築扱いにならないので確認申請が不要な場合が多いでしょう。
増築によって床面積が増える場合は、固定資産税も増加します。
また、建物にはそれぞれ容積率が定められており、延床面積が基準を超えるような増築はできません。
建築に関するルールは自治体によって異なるので、役場の窓口などであらかじめ確認しておくことをおすすめします。
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リノベーションで吹き抜けを塞ぐメリット・デメリット
吹き抜けを塞ぐ大きなメリットは、エアコン効率が上昇する点です。
そのため、適度な室温が維持しやすくなり、光熱費も節約できます。
また、居室や物置として使える空間を増やせる点、生活音が響きにくくなりプライバシーを確保しやすくなる点も重要なメリットです。
一方、吹き抜けを塞ぐと、採光性や通気性は低下します。
吹き抜け特有の開放感がなくなり、窮屈な印象を受けやすくなる点もデメリットです。
そのため快適な環境を維持するためには、吹き抜けを塞ぐだけでなく、照明の設置や窓の増設が必要になる場合もあるでしょう。
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まとめ
吹き抜けを塞ぐと、活用できる空間が増えエアコン効率も上昇しますが、高い採光性や通気性、開放感といったメリットはなくなってしまいます。
リノベーションには費用もかかるので、空間の活用方法とデメリットへの対策をしっかり考えてから工事を依頼しましょう。
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