江東区はマンションの建設が続いており、保育園のニーズが年々高まっています。
2017年4月には待機児童数が300人を超えるなど、保活激戦区にもなっています。
そこで江東区ではその状況を解消すべく、様々な待機児童対策を行っています。
江東区の保育事情①待機児童対策
江東区では保育園の新設や既存園の見直しを行い、2017年度に大幅な定員増を実現しました。
その結果2018年4月の待機児童は、322人から70人前後にまで減少しています。
ですが依然として解消には至っておらず、待機児童を対象にした制度として「保育ルーム」と「居宅訪問型保育事業」を展開しています。
どちらも認可園と同等水準の月額料金と預かり時間になっています。
そして特に不足している0〜3歳児クラスに対応していますから、認可園への入園を希望している方は要チェックです。
江東区の保育事情②保育ルーム
保育ルームは1歳〜3歳児クラスを対象にした、民間の認可外保育所です。
区内にある以下の3施設にて実施しています。
・富岡保育ルーム(富岡2-5-5 シティハイム1階)
・東陽保育ルーム(東陽3-24-18 TOMビル2階)
・南砂保育ルーム(南砂2-26-19)
利用料金は保育時間ごとに決められており、月額47,000円〜55,000円となっています。
なお2021年3月末までの期間限定事業になっているので、注意が必要です。
江東区の保育事情③居宅訪問型保育事業
居宅訪問型保育事業は0歳(生後57日)〜2歳児クラスを対象に、自宅にて1対1で保育を行う制度です。
居宅訪問型保育事業の利用料金は認可園の月額に準じます。
以下の事業者が運営しています。
・ル・アンジェ株式会社
運営事業者は病児保育も手がけています。
慣れた自宅で過ごせますので、まだ体力の少ない低月齢児でも安心して利用できる点が魅力です。
江東区の保育事情④今後も期待が高まる保育環境の改善
現在、14の保育所が2019年4月に開園・開園準備中となっています。
また8の保育所が認可園に移行することが決まりました。
このうち一部の園は、2019年2月19日まで4月入園(二次募集)の申込を受け付けています。
まとめ
保育園の整備が急がれる江東区が行なっている、待機児童対策を紹介しました。
どちらかの事業を利用中の場合、基準指数の加点(1人:2点、2人以上:3点)がありますから、認可園の調整がより有利となることが期待できます。
なお認可園の新規開設と合わせて保育園事情は年々改善していますので、江東区にお住いの方は最新情報をチェックしておくことがおすすめです。
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