「都内マンション、年収の10倍超え！！」
不動産調査会社の東京カンテイの調べによると、東京都内の2014年の新築分譲
マンションの平均価格は都民の平均年収の10.61倍だった。
13年比で0.82ポイント上昇した。
10倍を超えるのは5年ぶり。
景気回復や外国人の投資を背景に不動産価格が上昇。
都心では1億円超えの物件も増加し、消費者が住宅を購入しにくい状況になっている。
都内で14年に分譲された新築マンション価格（70㎡換算）は平均6,673万円で、13年比
で8％上昇した。
3年連続の上昇で、1993年以来の高値になった。
同社が内閣政府の県民経済計算に基づき推計した14年の都民の平均年収は629万円
で、2万円下落しています。
過去30年間で10倍を突破したのは、90年代おバブル期と、00年代後半の「不動産ミニ
バブル」のみで、これらの水準に近づいている。
千代田、中央、港区の都心3区や湾岸部を中心に不動産価格が上がっており、
23区では5%上昇の4203万円だった。
中古市場への供給が多い00年代前半の物件は立地が良いものが目立ち
築年数が経過しても高値がつきやすいという。（日経新聞 東京・首都圏経済より）
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