リフォーム・リノベーションをおこなう際に、柱が邪魔になることは珍しくありません。
しかし、柱は建物を支える大切なものであることから、抜いても良いのか迷うこともあります。
そこで今回は、抜ける柱・抜けない柱それぞれの特徴や見分け方、抜けない柱を活用する方法を解説します。
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リノベーション時に知りたい抜けない柱と抜ける柱の特徴
日本国内でよく見られる一戸建て住宅は、木造軸組工法で作られていて、抜ける柱と抜けない柱の両方が混ざっています。
柱には通し柱と管柱の2種類があり、このなかの通し柱は耐震性能において大切であることから抜けない柱に該当します。
通し柱は土台から軒までを貫き住宅の四隅にあるのが特徴ですが、ほかの場所に位置しているケースもあるため注意しましょう。
一方の管柱は土台から梁や桁までにあるのが特徴で建物の構造を支える大切な柱ですが、上方の梁を補強すれば抜ける柱があります。
また、合板や石膏ボードの壁を支える間柱は、基本的に抜いても問題ない柱です。
さらに、柱以外にも、柱と柱の中間にある筋交いや耐力壁は撤去できない一方で、単なる間仕切りの役割を果たす壁は撤去できます。
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リノベーション時に知りたい抜けない柱と抜ける柱の見分け方
実際にリノベーションをおこなう場合、邪魔な柱が抜けないのか抜けるのかを判断するためには、いくつかチェックするポイントがあります。
まずは、自宅を建てた際の図面を保管していれば、図面上で抜けない柱をある程度判断可能です。
構造上大切な通し柱や管柱には×の記載があり、通し柱には〇が付けられていて、間柱は/で区別されます。
ただし、図面を見ただけでは抜けない柱と抜ける柱を見分けるのは困難なケースがあり、実際のリノベーションでは壁量計算といった構造的な検討を要することも珍しくありません。
さらに、自宅の購入後に図面を失くしてしまったり、何度かリフォームをしたために図面と現状が異なったりするケースもあるでしょう。
そのため、リノベーションで柱が邪魔になる場合には、リノベーション会社に相談してみてください。
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リノベーション時に知りたい抜けない柱の活用方法
構造上大切な柱は抜けませんが、日常生活で上手に使えば邪魔に感じることはありません。
具体的な活用方法としては、塗装などで室内のアクセントとして楽しんだり、間接照明や観葉植物を配置しておしゃれな空間を演出したりするのがおすすめです。
また、抜けない丈夫な柱を活かして、造作収納を作るのも活用方法となります。
抜けない柱のほかにもう1本柱を立ててその間に棚をわたせば、本棚などとして活用できます。
さらに、猫を飼っている場合には、安定性のあるキャットタワーやキャットウォークとして柱を活用するのも良いでしょう。
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まとめ
柱には抜けない柱と抜ける柱があり、それぞれに家のなかの位置や高さに特徴があります。
抜けない柱と抜ける柱を見分けるには、図面を見たりリノベーション会社に相談したりしてみてください。
抜けない柱は、アクセントにするなどの活用方法を検討するのがおすすめです。
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