中古マンション売却はどのように進めていけばよいのでしょうか?
希望に近い価格で中古マンションを売るためには、売主も知識を付ける必要があります。
今回は、売却価格の値下げタイミングと価格交渉の方法について学んでみましょう!
中古マンション売却!値下げはいつする?
売却は計画性が大切で、値下げにはタイミングがあり、売れないからとむやみに価格を下げることはおすすめできません。
売却期限・値下げタイミング・価格の下限の3つを決め、3ヶ月単位で状況判断していきましょう。
お願いする不動産業者との契約、「媒介契約」は3ヶ月で更新することが多く、検討に丁度良いタイミングです。
売れない原因が、不動産業者にあるのか価格にあるのかを見極めて、妥当な場合は3ヶ月を目安に物件価格を下げてみましょう。
また、価格の設定は3段階用意しておくのがおすすめです。
1.希望する価格 2.相場の価格
3.最低限の価格を専門業者と相談しておけば、売却活動がスムーズになるでしょう。
中古マンション売却!値下げに効果的な時期
値下げに効果的な時期は1月と9月です。
1月~3月は物件取引が増加する傾向にあり、4月入居で物件購入を考える方が1月に増え始めるからです。
9月はマンションの中古と新築の比較検討ができる時期で、10月に多い新築マンションの売り出しが鍵となっているからです。
しかし、中古マンションなどの物件購入希望者の増減は、年間を通して大きな変化はなく、賃貸の場合とは違う特徴をもちます。
時期はあくまで目安なので、何か月も待って1月や9月に合わせる必要はありません。
1月と9月に近い月で価格を下げるなら、確率が少しでも上がるこの時期に合わせて値下げしてみましょう。
中古マンション売却!値引き交渉の方法
不動産売買の交渉には、多くの場合で値引きのやりとりがでてきます。
買い手の値引き希望は一般的なことだと認識し、スムーズな値引き対応ができるよう心掛けておきましょう。
値下げのタイミングや下限価格の徹底が交渉には必要です。
不動産業者と意思疎通を図り、値引きについてのやりとりを任せられると安心ですね。
まとめ
中古マンション売却において、値下げは一般的な内容ですが、中途半端な価格変更は避けましょう。
はっきりとしない価格の引き下げは、買い手に不信感を与え、希望価格とかけ離れた結果になりかねません。
よりよい中古マンション売却のために、値下げのタイミングや交渉をスムーズに行ってくださいね。