調査項目から読み解くマンション選びのコツとポイント
皆さんは新居を決めるときは何を重視して選んでいますか。
賃貸で比較的簡単に引越しをすることができる場合は、失敗しても少し我慢して引っ越せばいいですが、マンションを買ってしまうとそういうわけにもいきません。
そこで、今回は国土交通省が5年に1回している調査「マンション総合調査結果」の平成30年度版を元に、どのようにマンション選びがされているのかを読み解いていきます。
調査によるとマンション選び何より立地
マンション選びの際は、オシャレな部屋で暮らしたい、過ごしやすい空間づくりをされている部屋がいいなど、間取りへのこだわりを持っている方は多いと思います。
しかし、マンション購入時に考慮した項目の調査結果によると、1位は駅との距離であり、2位は間取りになっています。
続けていくと、3位日常の買い物環境、4位周辺の医療・福士・教育等の公共公益施設の立地状況、5位眺望、6位周辺の自然環境など、立地に関する項目が多く選ばれています。
これは永住意識の項目ともリンクしている可能性が高く、永住するつもりで購入する方が62.8%と過半数を超えています。
長く住むなら間取りなど好みが変わり、リフォームによって変更が可能なものではなく、自分の力では代えがたい立地条件というのを選択しているのだと考えられます。
まずは、自分のライフスタイルを考えたうえで、通勤通学がしやすいエリアなのかを考えて、その上で気に入った間取りを選ぶ方が増えてきている傾向にあります。
マンション管理に関する調査
マンションは、土地を自分で所有するものではないので、管理会社との付き合いが必要になってくる場合が多いです。
マンションの維持管理に関する項目では、1位優良なマンション管理業者であること、2位管理規約の内容が妥当であること、3位管理費及び修繕積立金の額が十分であることというような優先順位になっています。
特に2位の管理規約の妥当性は、ここ5年で急激に重要視され始めている物で、時代背景と相まって民泊が可能かどうかなど、時代に合った管理規約なのかどうかを判断基準にされる方も増えてきています。
また管理規約がしっかりしているマンションでは、住民間はもちろん管理会社とのトラブルも少ない傾向にあるため、管理規約が重要視されているということもあります。
まとめ
調査結果から分かる通り、マンションを選ぶときに多くの方が重要視されているのは、立地と管理規約の妥当性です。
これから長く住む家なので、交通面でのストレスを減らすことと住民間および管理会社とのトラブルを減らすことができる選び方が主流となっています。
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