中古マンションをリノベーションする際に気をつけたい項目に、アスベストがあります。
有害だということは知っているけれど、どんなことに注意すればいいのか詳しくはわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、そもそもアスベストとはなにか、またリノベーションする際に気をつけたい注意点を詳しく紹介しますので、検討中の方はぜひチェックしてみてください!
中古マンションのリノベーションで気をつけたいアスベストとはなに?
アスベストと聞くと有害なイメージがあるかもしれませんが、実際どんな物質で身体にどんな害があるのか詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
知らずに後悔するよりも、この機会に正しい知識を身につけてリノベーションに臨みましょう。
アスベストとは、天然の鉱物繊維で石綿ともいわれています。
耐熱性に優れていることから建築材料として幅広く使用されていました。
住宅では外壁や屋根、壁や天井の下地材として使用する石膏ボード、またビニル床シートなどの材料として使われています。
ではなにが有害なのかというと、非常に繊維が細かい物質のため空気とともに吸い込んでしまい、それが体内に蓄積されていくことです。
体内に取り込まれると体外に排出されることはなく、徐々に人体へと悪影響をおよぼします。
ゆくゆくは肺がんや中皮腫など、重大な病気へとつながる原因になるのです。
中古マンションのリノベーションとアスベストの関係性と注意点
では、リノベーションとアスベストにはどんな関係があるのでしょうか。
注意点も含めて詳しくみてみましょう。
中古マンションをリノベーションする際には、古くなった壁や天井を解体することになるかと思います。
もし壁や天井などの建材にアスベストが含まれていた場合、解体時に飛散してしまいます。
そのリスクがあるため、正しい知識を身につけておく必要があるのです。
では、実際どんなことに気をつければいいのか注意点をみてみましょう。
天井の建材にアスベストが使用されているかどうかは、天井の点検口からチェックできます。
ただ、専門知識を持っていないと、使用されているかどうか判断が難しいかと思います。
可能であれば、内見の際リノベーション会社の担当者に同行してもらい、チェックをしてもらいましょう。
また、物件を探す段階で、2006年以前に建てられた重量鉄骨造マンションや築40年以上の団地を条件から省いておくという方法もあります。
まとめ
中古マンションを購入する前にアスベストの知識を身につけておけば、安心して物件探しができますね。
内容は理解できたけれど自分で判断できる自信がないという方は、気軽に不動産会社やリノベーション会社に相談してみましょう。
ぜひ今回の記事を参考に、理想のリノベーションを実現して快適な生活を手に入れてくださいね!
私たちRENOLAZEでは、東京都を中心としたエリアで中古マンションを多数ご紹介しています。
マンション購入をご検討中の方は、ぜひ当社へお問い合わせください。