近年、地震が多発している為、中古マンションを買いたい人の中には耐震性や建物の安全性が気になる人も増えていますね。
そこで、売主の方におすすめしたいのがホームインスペクションです。
ホームインスペクションとはどんなことを行い、どうして売る時に有効なのかご紹介します。
ホームインスペクションが良い理由
近年、中古マンションを売却しようと思っている人に、不動産会社がホームインスペクションを勧めることが増えてきていますよ。
ホームインスペクションとは、簡単に言うと住宅の検査診断を行う事です。
相次ぐ地震などで、建物の耐震性が疑問視され、構造に問題があるマンション報道などがある為、購入する方も疑心暗鬼になっていますね。
そこで、住宅診断を行う事により、住宅の耐震性や強度、腐食、雨漏りの有無などが判るのです。
住宅診断士等の専門家が診断してくれるので信頼性が高く、購入を予定している人も、診断結果を見せる事で安心してくれるでしょう。
このような利点がある事から、不動産会社より売主に勧められることも増えているのです。
ホームインスペクションのメリットとは?
中古マンション売却を売主が検討している時に、ホームインスペクションを勧められても、どんなメリットがあるのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか?
次のようなメリットが考えられますので、売主が住宅検査をするかしないかの参考にしてくださいね。
・買主が安心して早く売れる
・売却後のトラブルが減らせる
・価格交渉で優位に立てる
・売る前に問題の所を補修できる
売主にはこのようなメリットがあります。
特に同じような条件の中古マンションで、住宅診断をしている家としていない家とで迷っているようなケースがあるとします。
安全なのか?欠陥は無いのか?判らない家よりも、ホームインスペクションをしていて、専門家のお墨付きがあるなら、そちらを選ぶ人の方が多いのではないでしょうか?
住宅診断をしているかどうかが、マンションが売れるかどうかに繋がる事も増えているのですよ。
ホームインスペクションの費用と診断内容
中古マンション売却前に行う住宅検査診断は、いくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
一般的な住宅診断費用の相場としては、5万円から7万円程だと考えて良いでしょう。
診断内容は、住宅診断士などが物件にお邪魔して、床や天井、壁などの基礎部分、ベランダや玄関、外壁や屋上、排水をチェックします。
これらのチェックポイントを元に、耐震性や強度などが判り、欠陥があればそちらも判明するので、売却後に揉めるようなことも少なくなるのです。
耐震性や強度に問題が無いことが判れば、住宅診断費用も売値に乗せることができるので、価格交渉もスムーズに行えるでしょうね。
住宅診断費用が、高いか安いかは考え方次第ですが、後からの事を考えるとそれほど高額な費用ではありません。
まとめ
今、リノベーションなどが流行している為、中古マンション市場が拡大しています。
しかし、安全性に不安があるという人も多い為、早く売却するならホームインスペクションが必要だと言われているのです。
中古マンションの安全性をアピールし、他の物件と差を付ける為にも、ホームインスペクションを活用しましょう。
新宿(四谷・四谷三丁目・新宿御苑)周辺のマンションをお探しの方は、私共、RENOLAZEまでお気軽にご相談下さい。