家を購入するなら、住宅ローンを利用したいと思う方も多いことでしょう。
ただし、住宅ローンを組むには、事前審査、さらに本審査に通るのが条件です。
今回は、審査の内容や落ちないためのポイントをご紹介します。
住宅ローン審査の二つの段階とは?
住宅ローンの審査は1回ではありません。
売買契約の前に事前審査、さらに、家を買うことが決まって本審査をすることになります。
事前審査は、いくつかの金融機関に申し込んでおくことができます。
結果が出るまでは早くて1日、長くても7日くらいです。
これをパスして売買の契約をしたら、いよいよ本審査です!
ここで依頼していた金融機関を絞るわけです。
本審査は少し時間がかかり、完了まで2週間から1ヶ月ほどで結果が出ます。
二段階の審査を受けることや、複数の機関で事前審査を受けることは、ローン契約までの必要かつ効率的な段階ですから、この流れをしっかり把握しておきましょう。
住宅ローン審査を通るポイントは?
審査を通るには、いったいどんな点に注意すれば良いのでしょうか。
金融機関が重要視するのは、滞りなく返済できそうな人です。
まずは年齢で、借入時の年齢と完済時の年齢が関係します。
完済まで最高でも80歳としている金融機関がほとんどですから、逆算して考えると、フラット35など完済まで35年ほどかかるローンを組めるのは「44歳」までとなります。
定年前になるべく返済できる若い人のほうが有利ですから、40歳が1つのボーダーラインといえます。
次に年収や勤続年数です。
この2つは、安定して返済できる収入があるかどうかがポイントになっています。
年収に関しては300万円がボーダーラインのようですが、一年の返済額と年収とのバランスで判断されます。
ここまでが、事前審査においてチェックされるポイントです。
そして、本審査では、「健康面」、「借金・担保の有無」などをチェックします。
収入があったとしても健康面での不安や借金などがあると、「返済できるのだろうか?」と思われてしまいます。
健康面で何かあったときのことを考え、団体信用生命保険の加入が融資の条件になっていることがほとんどです。
この保険に加入できるかどうかが、健康状態を表すものとなります。
担保は、万が一返済できなくなった時のために、購入する土地や建物の価値がチェックされます。
どの段階も基本的に「お金」に関してチェックされますが、本審査ではより踏み込んでチェックされるのです。
住宅ローン審査の注意点とは?NGポイントはコレ!
「借りていたお金の返済滞納してしまった」、「奨学金をまだ完済していない」そのような方は、注意が必要です!
住宅ローンの他に「返済しなければいけないものがある」方は、マイナスの評価を受けてしまうからです。
特に、クレジットカードなどの滞納が続くと、異動記録が個人の信用情報に残ります。
この記録があると、「いくら収入があっても、きちんと返済してくれるか信用できないな」と判断されてしまうのです。
住宅ローンを組むのがとても難しくなるので、くれぐれも気を付けましょう。
まとめ
住宅ローンは、さまざまな視点から評価されます。
「審査をクリアしたい!」とお考えの方は、参考にしてみてくださいね。
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