一般的に不動産を購入する場合には、利便性の良い立地のものかどうかが重視されます。
そのため、売却する不動産が駅の近くにある中古マンションならば、有利に取り引きできるかもしれません。
今回は、こうした駅近の中古マンションが売却しやすい理由・高く売る方法・売れない場合の対処法を解説します。
駅近の中古マンションが売却しやすい理由
駅近の中古マンションが売却しやすいのは、その利便性の良さから人気や需要が高いためです。
一般的に、駅から徒歩5分以内の場所にある物件を駅近とよび、駅から近いほど需要が高まる傾向にあるため、徒歩10分以内の中古マンションは高い人気があります。
自分が住むための利便性の良さはもちろん、駅近の中古マンションには将来的な需要の高さが見込めることから、資産価値を気にする方からの人気が高いという特徴があります。
中古マンションは築年数が古くなると資産価値も低くなるのが一般的ですが、建物の価値以外にこうした利便性があれば、古くなっても一定の資産価値が保てるため売却しやすいでしょう。
とくに、都心部にある・駅と直結している・快速が停車する・最上階や角部屋といった中古マンションは、有利な条件での売却が期待できます。
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駅近の中古マンションを高く売却する方法
より高値で駅近の中古マンションを売却したいならば、3つのポイントを押さえましょう。
1つ目のポイントは、値下げ交渉に応じた場合のことを考えて、最初の売り出し価格を少し高めに設定することです。
高すぎない範囲の価格であれば、取り引きを希望する買い手が見つかりやすいでしょう。
2つ目は、同じマンションのなかにある別の部屋が売り出されていたら、同じタイミングで売り出さないことがポイントです。
ライバルが同じマンションだと差別化がしにくく、買主を獲得するために想定外の値下げをしなければならなくなるかもしれません。
3つ目のポイントとなるのは、築年数が少しでも新しいうちに早く売却するというものです。
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駅近の中古マンションでも売却できない理由と対処法
売り出し価格が高すぎると、たとえ駅近の優良物件であっても売れ残る可能性があります。
そのような場合には、近隣の似た物件の取引価格を参考にして、適正価格を考えると良いでしょう。
また、実際の室内を見学してもらう内覧で好印象を与えられないと、その先の取り引きに進む買い手候補があらわれないかもしれません。
こうした場合の対処法として、内覧前の掃除や換気などの準備を徹底するのはもちろん、想定される質問に対する回答を用意しておくと良いでしょう。
さらに、物件に駐車場を確保できないことが原因で売れない場合には、近隣で契約可能な月極駐車場の情報を提供するのがおすすめです。
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まとめ
駅近の中古マンションは、需要の高さや資産価値の面から人気が高く、売却しやすいでしょう。
駅近の中古マンションを高く売るには、売り出し価格を少し高めにするなどの方法を考えてみてください。
価格が高すぎる・駐車場がないなど売れない理由もチェックして、売れ残りを防ぎましょう。
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