築年数は、マンションの売却価格を大きく左右する要因のひとつです。
ただし、築年数だけで物件の価値は決まらないため、あらかじめ査定の基準を知っておけば高値で売却しやすくなります。
今回は、中古マンションの売却を検討中の方に向けて、資産価値の決まり方や、おすすめの売り時などについてご紹介します。
中古マンション売却時に築年数は資産価値にどう影響する?
中古マンションの資産価値は、土地と建物の状態で決定します。
築年数が経つほどに建物の資産価値は減少しますが、土地は古くなったからといって価格が下落することはありません。
ただし、マンションは一戸建てとは違い、一棟の建物を複数人の所有者が共有しています。
そのため、部屋にあるキッチンやお風呂などの専用部分を使用する権利「区分所有者」と、土地を使用する権利「敷地権」の2つが存在します。
つまりマンションを売却する場合、建物と土地ではなく、区分所有権と敷地権を売却することになるのです。
中古マンションを売却する際の築年数からみた売り時は?
中古マンションの売却成約率は築20年以降から下落する傾向にあり、築年数が浅いほど売るのは簡単です。
そのなかでも、築5年以内の中古マンションは状態が良く、最新設備が整っていることが多いため、高値での売却も可能です。
また築15~25年も、住宅ローン控除を利用でき、状態が良ければ大規模リフォームを必要としないため、売り時と考えられます。
築25年を過ぎると住宅ローン控除が使用できず、資産価値が大幅に下がるので、売却を検討しているのなら早めの行動がおすすめです。
築30年以上の中古マンションの売却は難しい?
築15~25年が中古マンションの売り時ですが、築30年以上であも全く売れなくなるわけではありません。
大規模修繕で建物を一新させれば資産価値の向上につながり、買い手が見つかりやすくなります。
また、建物自体は年数が経つほどに資産価値が下がりますが、土地に関しては違います。
駅近や人気エリア内の中古マンションは資産価値が下がりにくいため、一般的に築30年以上経過していても売却可能です。
ほかにも、デザイナーズマンションも通常の中古マンションよりは築年数に左右されにくい傾向があり、比較的スムーズな売却が期待できます。
まとめ
中古マンションの資産価値は、築年数が経つほどに下落していきます。
一般的には築25年を目安に一層手放しにくくなるため、マンションの売却を検討しているのなら早めの行動がおすすめです。
少しでも高値で売却できれば、次の不動産の購入資金としても役立ちます。
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