マイホームを買ったものの、さまざまな事情で思うように支払いができず、月々の返済に悩んでいる方は少なくありません。
そういった場合、いま住んでいるマンションを手放すしかないのでは……と思うかもしれませんが、実は「リースバック」という方法なら、住宅ローンの支払いをやめてもマイホームに住み続けることが可能なのです。
今回はリースバックの仕組みや、そのメリット・デメリットについてご紹介します。
マンション売却の選択肢 リースバックとは一体どんな制度なのか?
リースバックとは、マイホームを専門の不動産会社などに売却し、売却先に対してリース料として家賃を支払うことで、引き続き住み続けることができる制度です。
一度売却しても将来的に買い戻すことが可能なため、ローンの返済が難しいなどの理由以外に、まとまった現金が必要な場合にも資金調達の手段として活用することができるのも魅力です。
マンション売却の選択肢 リースバックのメリット・デメリット
リースバックにはメリットばかりではなく、デメリットもあります。
<メリット>
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比較的すぐに現金が手に入る(最短2週間など)
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住宅ローン、固定資産税、マンションの管理費などの支払いが不要になる
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引越しや、子どもの学区変更などの必要がない
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家を売却したことを周囲に知られずに済む
<デメリット>
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売却価格が住宅ローンの残債よりも多くなければ、利用できない
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売却価格は一般的に、周辺相場よりも安くなることが多い
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月々のリース料(家賃)が周辺の家賃相場より高い場合がある
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買い戻しをする場合、売却した価格よりも高くなる場合が多い
条件によってはリースバックを利用できない場合もあり、また、必ずしも買い戻せる保証があるわけではないということも、頭に入れておくべきでしょう。
マンション売却の選択肢 リースバックはどんな人におすすめ?
上記の理由から、売却価格が住宅ローンの残債よりも高くなりそうで、家を手放したくない理由や引っ越せない理由がある人にメリットが大きいと言えるでしょう。
子どもの教育費や病気で治療が必要になった場合の医療費など、一時的にまとまったお金が必要になった場合にも、手段の一つとして有効です。
まとめ
リースバックにはデメリットもありますが、住んでいるマンションを手放さずに済むというのは、お金には代えられない十分なメリットがあります。
住宅ローンの返済が不安な方や、いま住んでいるマンションの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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リースバックについてのご相談は、RENOLAZEまでお気軽にどうぞ!