マンションは高層階だけが魅力的で、メリットがあるとはかぎりません。
この記事ではマンション購入を検討している人に対し、マンションの2階や3階には具体的にどんなメリットがあるかを解説しています。
加えて生活スタイルや考え方など、マンションの低層階が向いている人についても考えていきます。
マンションの低層階を購入するメリットとは?
立地や設備だけがマンションの魅力ではありません。
住んでいる部屋の位置する高さ=階数にも、メリットがあるのです。
1:同じ物件であっても高層階より低層階のほうが安い
一般的に高い階よりも低い階の方が、マンションは家賃や販売価格が安い傾向にあります。
間取りが同じであっても価格が異なるので、高さにこだわりがない場合は低層階を選ぶとよいでしょう。
特にタワーマンションなど、眺望を売りにしているマンションは、その傾向が顕著に表れるでしょう。
2:エレベーターだけではなく階段も使いやすい
健康に気を使っているからといって、マンションの十数階に住んでいるのに毎日階段を利用しているという人はまずいないでしょう。
高層階では、階段を日常的に利用するのは実質不可能です。
一方、3階くらいならいつでも気軽に階段を使って昇り降りができるでしょう。
3:緑が目に入る場所で生活できる
低層階にあたる2,3階の窓からはマンションの敷地内がよく見渡せるので、植栽が目に入りやすいです。
高層階には空の景色があるように、低層階には緑の景色があります。
家賃が抑えられるだけではなく、利用できる設備や窓から見える景色に、低層階の魅力は詰まっているのです。
マンションの低層階購入が向いている人ってどんな人?
マンションの低層階には低層階のメリットがあることは、お伝えした通りです。
では具体的にどのような人が、マンションの低層階が向いている人かを紹介します。
自分が騒音トラブルの原因になりたくない
マンションに住むなら注意したいのが騒音トラブルです。
低層階、特に2階は下が共用部なので階下への騒音を気にせず済みます。
つまり、自分たちの家から伝わる足音などが原因で、階下の住人と騒音トラブルになることがまずありません。
エレベーターと階段の両方を使いたい
2階や3階であれば階段を利用するのも苦になりません。
高層マンションでは通勤時間など、人の出入りが多い時間帯はエレベーターも混雑します。
エレベーターが来なければ階段に切り替えて出入りができるのは非常に便利です。
災害時もいち早い避難が可能になるでしょう。