マイホームを購入する方の多くは「住宅ローン」を利用します。
住宅ローンは35歳までの若い年齢と、貯蓄が増えてきた年齢とではどちらの方のメリットが多いのでしょうか?
今回は、住宅ローンついて、どれくらいの年齢が適切か、審査のポイントなどをご紹介していきましょう。
住宅ローンに年齢は関係あるの?
住宅ローンと聞くと、収入面を一番重視されると思う方がいますが、実際には年収よりも「年齢」の方が審査基準として大きな割合をしめています。
国土交通省が発表した「平成27年度民間住宅ローンに関する調査」では、融資の際に重視するポイントとして「完済時の年齢」が第1位にきており、2位が「健康状態」3位が「担保評価」です。
勤続年数や年収よりも年齢が重視されているのであれば、長く安定して働ける若い方でも審査に通りやすくなりますね。
住宅ローンには年収などの安定性も大切ですが、年齢がより大事な審査のポイントになることを覚えておきましょう。
住宅ローンにオススメの年齢とは
住宅ローンを組む場合は35歳までの若い年齢で組むことをオススメします。
ローン審査で重要視される「年齢」ですが、一般的には60〜65歳で定年退職することを考えて「定年退職までに返済が終わるかどうか」がポイントになりやすいです。
35年ローンを組むことを考えると、30歳や35歳頃までの年齢でスタートすれば定年までに返済を終えることができ、ローン完済後の老後の生活資金に余裕が持てることにもつながりますね。
住宅ローンを組む年齢によるメリット
35歳頃までの若い年齢で住宅ローンを組むことは、他にも様々なメリットにつながります。
住宅ローンでは、債務者が死亡した場合に備えて残りのローン残債を肩代わりしてくれる「団体信用生命保険」への加入を条件にしている場合があります。
こちらは生命保険なので「健康状態の告知」が条件になります。
病気にかかりにくい若い年齢の方が加入しやすいですね。
また、35歳以下など若いうちに借りた方が返済の期間が長くなるため、より大きな金額を借りることができ、家を建てる場合には大きなメリットとなります。
他にも、金利の状況を考えて住宅ローンの借り換えを行う場合、50代以上だと借り換え審査が厳しくなると言われていますので、早いうちにローンを組みはじめた方がリスク対策になります。
まとめ
今回は、住宅ローンを組む年齢についてご説明いたしました。
老後の生活にローン返済の負担がかからないように、住宅ローンは35歳までの若い年齢で組んでメリットを活用していきましょう。
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