リノベーションのひとつとして、スキップフロアの一つである小上がりの人気が高まっています。
収納スペースやちょっとした子どもたちの遊び場、くつろぎの場所としてなど、その活用方法はさまざまです。
この記事ではリノベーションで小上がりの導入を検討している人向けに、小上がりとはどういうものか解説します。
メリット・デメリットを合わせて紹介しますので、小上がりがどういうものかよくわからない人でも、この記事を読めばバッチリです。
小上がりとはどんなもの?和室などのリノベーション時におすすめ!
小上がりとは、リビングなどの居室の中にある、段差で区切られて高くなったスペースです。
小上がりを採用する代表的な例は和室です。
高さを活かして内部を収納としたり客間や寝室として使ったりなど、さまざまな用途に対応することができます。
カーテンなどをつけることで、半個室として使用することも可能です。
そのように仕切ることができるようにしておけば、子供が昼寝をする際などに役立ちます。
少し離れて暮らす両親が訪れた場面を想定した、宿泊用スペースとしての利用は有効な活用方法のひとつです。
たまに使う部屋であれば、さまざまな用途に対応できる小上がりは最適と言っても過言ではありません。
ほかにも、高さを持たせることで中二階のようにし、下に小さい子ども用の空間を作った例もあります。
現代ではリノベーションに欠かせない選択肢と言えるでしょう。
リノベーションで小上がりの設置にはどんなメリット・デメリットがある?
リノベーションで小上がりを設置するメリット・デメリットは、考え方によってどちらにも捉えられる項目が多くあります。
まずメリットとして挙げられるものは、床下収納をはじめとした、収納スペースとしての利便性です。
元々空間に限りがある狭小住宅であっても、効率的に収納スペースを確保できます。
オムツ替えやお昼寝スペースとして使うことができるので、子育てファミリーにとっては大変便利です。
子どもはもちろん、親の目線も低くなりやすいため、立ったり屈んだりしやすく体力面でも安心できます。
一方、子どもが小さい場合、段差に注意が必要な点はデメリットの1つです。
天井が近く、心理的に部屋が狭く感じられるため、特にハイハイ時期やつかまり立ち時期の赤ちゃんがいる場合は見守るだけでも体力を使います。
子どもが大きくなると、天井に頭をぶつけたり段差で転んだりしやすい点も要注意です。
また、床全体に高さを持たせているため、バリアフリー化ができない点もデメリットとなります。
ロボット掃除機を使用する際に一度では掃除できない点も、見逃されやすいポイントですが、重要です。
まとめ
小上がりとは、通常の部屋にとどまらない活用方法が期待できるため人気のリノベーション方法です。
一方、段差があるゆえの危険性も無視できません。
メリット・デメリットを長い目で見て、設置するか否か判断しましょう。
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