首都圏にお勤めの若いご夫婦やファミリーなら、きっと「神奈川東京エリアのおしゃれなマンションに住みたい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
そんな方なら、「デザイナーズマンション」というのは気になる単語のはずですね。
この記事では、改めてデザイナーズマンションとはどういった建物なのか、デザイナーズマンションのメリットや、自分にあったデザイナーズマンションの選び方などについてご紹介します。
デザイナーズマンションのメリットを紹介する前に定義や住み心地の確認!
そもそもデザイナーズマンションとは、どういったものなのでしょうか?
結論を言うと、実はデザイナーズマンションにこれという定義はありません。
「これはデザイナーマンションけれどもあれは違う」という、不動産業界での明確な区切りがないのです。
そもそもマンションというものはすべて、建築家やデザイナーが設計し建設しているものです。
だから、デザイナーズマンションという言葉のみで考えると、すべてのマンションが「デザイナーズマンション」になってしまいます。
といってもマンションには画一的なつくりのものも多くありますので、現実には「デザイン上特徴を持った・コンセプトのある・おしゃれなマンション」が「デザイナーズマンション」と呼ばれることが多いようです。
気になる、デザイナーズマンションの住み心地です。
上述の通り、デザイナーズマンションにはこれといって定義はありませんので決まった仕様もないのですが、デザイナーズマンションでよくある特徴について記載します。
・バストイレが一体化
・バスルームがガラス張り
・階段(ステップ)の手すりがない
・コンクリート打ちっぱなし
・収納が少ない
・ベランダがない
バストイレが一体化だと二人暮らしやファミリーだと気まずい思いをすることもあるでしょうし、バスルームがガラス張りだと人を呼びにくい時もあるでしょう。
階段(ステップ)に手すりがないのは子どもには危ないですし、コンクリート打ちっぱなしは夏暑く、冬寒いです。
収納が少ないことやベランダがないことは、単純に不便です。
このように列挙すると、住み心地はよくはなさそうな気はしますが、デザイナーズマンションがこれらの仕様を備えているとも限りませんので、要は住み心地はその家(デザイナーズマンション)次第で、一概に住みやすいとも住みにくいとも言えないのではないでしょうか。
デザイナーズマンションのメリット・デメリット
デザイナーズマンションのメリットやデメリットですが、大きなメリットとして、やはりおしゃれな家なので人を招きやすい・招きたくなるという特徴があるでしょう。
同じくおしゃれという点から、インテリアなどを工夫しなくて良いというメリットもあります。
インテリアで工夫しなくても、十分おしゃれだからです。
大きなデメリットとしては、他の同じような物件と比べて家賃が1~2万円ほど高めなことです。
また、コンクリート打ちっぱなしだとすると、夏暑く冬寒いので冷暖房費がかさむという点もあります。
天井が高いデザインの物件だと、掃除がしにくかったり電球を取り換えにくかったりするというデメリットもあるでしょう。
そんなメリットデメリットのあるデザイナーズマンションですが、自分に合う物件はどのようにみつければよいのでしょうか?
これはやはり、いろんなデザイナーズマンションを見て目を肥やすしかないと思います。
相場より高いお金を出してもこのマンションに住みたい、そう思わせてくれるデザイナーズマンションに出会えるまでいろいろ周ること、これが自分に合う物件の見つけ方です。
まとめ
「おしゃれは我慢」と昔からよく言いますが、厳密にはおしゃれに必要なのは我慢ではなく、目を肥やし、選ぶ力をつけることかもしれません。
デザイナーズマンションにも、同じことが言えることかもしれませんね。
デザイナーズマンションは住み心地が悪い(我慢も必要)と思わず、いろいろ探して選んでみてください。
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