売却したい不動産が、必ず近くにあるわけではありません。
では、遠方のマンションを売却する方法とは、どのような流れなのかご存じでしょうか?
代理人が必要なのか知人に任せられるのかなど、遠方のマンションを売却する方法や注意点を見ていきましょう。
また、売買契約のために何回現地に行く必要があるか、決済はどうするのかなど流れもご紹介しますのでぜひ参考にご覧ください。
遠方からマンション売却する方法と注意点!代理人は知人でも問題ない?
遠方でもマンションなど不動産の売買契約では、現地の立ち会いが必要です。
不動産会社に売却手続きを依頼して、売主と買主の双方が立ち会いのもと売買契約書に署名捺印をして、手付金を受け渡します。
しかし、遠方の不動産では「明日、契約する」といわれても、すぐに予定がつかないケースがあるでしょう。
そもそも、現地で不動産会社を探すことが大変です。
そんな遠方のマンション売却の方法には、郵送でやりとりする契約書の持ち回り契約と、知人に依頼する代理契約、司法書士に依頼する方法があります。
知人とは、売却したいマンションの近くに住んでいる親戚などが該当し、不動産売買契約書の署名と捺印の代理を依頼できます。
本人でなくても大丈夫なのか不安に感じるかもしれませんが、署名代理という法律で認められている方法です。
ただし、トラブルが起きたときは代理人ではなく、依頼者が責任を負うことになるので注意点として覚えておきましょう。
遠方のマンションを売却する流れ!何回現地に行けば売買契約と決済ができる?
遠方のマンションを売却する流れと立ち会いのタイミングなどについてご紹介します。
主な流れ
まずは、マンションの査定を現地の不動産会社などに依頼します。
次に、不動産会社と契約を締結します。
不動産会社との契約は、郵送でのやり取りでも問題ありません。
そして、売買活動をおこないます。
マンションの購入希望者が現れたら、売買契約を締結します。
売主と買主が立ち会いのもと契約するのが望ましいですが、郵送でのやりとりも可能です。
最後に、決済と不動産の引き渡しをおこないます。
立ち会いのタイミング
流れについてチェックすると、立ち会ったほうが良いのは査定時と契約時、そして決済と不動産の引き渡し時です。
代理人に依頼できるため遠方に何回も行く必要はありませんが、1回程度は不動産会社と買主に挨拶をしておくと安心かもしれません。
遠方の不動産会社に売却活動を一任するときは、こまめに営業活動報告書をチェックすることが大切です。