これまで住んでいたマンションを売却する場合、できるだけ理想に近い価格でできるだけ短期間で売却したいものです。
ただ、間取りによっても買手が付きやすかったり付きにくかったりするもので、中でも4LDKの間取りの部屋は売却しにくいと言われています。
今回は、4LDKのマンションが売却しにくい理由や上手に売却する方法について解説していきます。
4LDKのマンションは売却しにくい？そう言われる理由とは
一般的にマンションの中でも4LDKの部屋は売れにくいと言われるのには、次のような理由があります。
価格が高くなりがち
当然のことながら4LDKは部屋数が多いため、2LDKや3LDKよりも価格が高くなりがちです。
家族の人数が少ない人や、多少の狭さは我慢してでも家賃を節約したい人は、4LDKの部屋を無理して買おうとすることはあまりないと考えられるため需要がありそうな層も限られてきます。
家族構成と間取りのバランスが合っていない
近年、子どもが3人以上いる家庭や2世帯以上で生活する家庭は少なくなっており、部屋数はそれほど必要とされていません。
また、子どもが小さいときには家族の人数が多くても、子どもが自立したあとには夫婦2人暮らしになる家庭も多く、長期的に見て4部屋は必要ないと考える人もいます。
そもそも子どもを持たず夫婦のみで暮らす方なども増えていることから、現代のライフスタイルから見ても、需要があまり高くない間取りであると考えられます。
4LDKの間取りのマンションを上手に売却する方法やコツについて
売りにくいと言われる4LDKの間取りのマンションを上手に売却するためには、次のような方法やコツがあります。
収納の多さをアピールする
3LDKの部屋などと比べて4LDKは収納が多い点が大きなメリットです。
家族の人数が少なくても、趣味や仕事のものをたくさん持つ人などは部屋も広く収納も多いほうが良いと考える方もいます。
売却活動をする際には、この収納の多さを上手にアピールすることが上手に売却するコツになります。
内見で良い印象を与える
実際に住みながら内見を行う場合、各部屋をどのように使っているかをわかりやすく伝えるようにしましょう。
また、物件の魅力は何も間取りだけではありません。
立地など、その他にもアピールポイントとなり得るものが買手に響けば購入してもらえる可能性はあります。
実際に生活しやすいという点を伝えることができれば、良い印象を与えることができます。
