中古マンションを購入してリフォームする時に、どれくらいの工事が必要になるのかのひとつの目安として築年数があります。
築年数が新しければ手を加える箇所も少ないですが、築年数が古いほど手を加える箇所が増え、リフォーム予算も高額になります。
ここでは年数による予算の目安やリフォーム箇所についてお話したいと思います。
中古マンションのリフォームと年数の関係
中古マンションをリフォームするのに、築5年以内の新しい物件はクロスの張り替えすら必要なく、ハウスクリーニングと補修だけで良いかもしれません。
かたや築30年ほどの物件になるとクロスはもちろんのこと、住宅設備、床、配管まで整備しなくては快適に生活できないかもしれないですね。
こうした具合で、築年数によってどこまでのリフォーム工事が必要になるのか、予算の目安はどれくらいなのかを検討することができます。
築5年ならクリーニングのみ、10年ならばクロスや畳替え、給湯器も交換したいところでしょう。
また、トイレの便座の交換やトイレ本体の交換も視野に入れてゆきたいですね。
使用状態によってはこの限りではありませんが、おおよその目安をつけることができるので、築年数とリフォームについては深い関わりがあると言えます。
中古マンションのリフォームと年数の関係
先述した築5年以内の物件ならばクリーニング程度のリフォームなので、かかる費用はおおよそ10万円以内でしょう。
10年以内ならばそれにクロスの張り替え、畳替え、トイレの便座交換が加わるので50万円~100万円程度を予算で見込む必要があります。
築15年ならばそれに給湯器交換やユニットバス交換で150万円ほど、築20年になると加えてキッチンやトイレ、フローリングも交換したいですね。
その場合は250万円以上予算を見る必要があります。
築25年以上ともなると住宅設備をそれぞれ交換したうえで間取り変更や配管の交換などもしたいですね。
その時の予算の目安は300万円以上が必要になるでしょう。
もちろん施工業者に見積もりを取ることは当然ですが、必ずしもこれらの費用が掛かるわけではありません。
また、築年数が新しい物件だとしても工事が必要になるものもあります。
それぞれきちんと状態を確認し、必要過不足がない程度の中古マンションのリフォーム工事を行いたいですね。
まとめ
中古マンションのリフォームの範囲は築年数によって変わってきます。
築浅の中古マンションならばリフォームしなくてはならない工事は少ないですし、築古のものは多くの箇所を工事しなくてはなりません。
とは言え、新しいものでも使用状態によってはリフォームが必要ですし、古いものでもリフォームが必要ないものもあります。
ちゃんと現地確認をして、使用状態をよく見ておきましょう。
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