中古マンションをリノベーションするのなら、今までと同じ間取りにするのではなく、家族構成や好みに合わせた部屋づくりをしたいですよね?
そこで考えなければならないのが、部屋の仕切りです。
部屋を仕切るためには、扉を開閉する「ドア」か、扉を引き込む「引き戸」のどちらかを設置しなければなりません。
ドアはみなさん馴染みがあると思いますが、一方の引き戸にはどのような魅力があるのでしょうか?
そこで今回は、中古マンションのリノベーションで引き戸を設置するとどのようなメリットやデメリットがあるのかをご紹介いたします!
中古マンションのリノベーションでドアではなく引き戸を設置するメリットは?
まず、引き戸のメリットをご紹介いたします。
<メリット①>部屋の形を柔軟に変えられる
扉を全開にすると2つの部屋がつながるので、部屋が大きく見えて開放感が得られるほか、窓も開ければ風通しが良くなります。
たとえばリビングやキッチンに続く和室を引き戸にすれば、料理をしながら和室で遊ぶ子どもを見ることもできますね!
反対に来客時には扉を閉めれば部屋を分けられるので、プライベートな空間を隠すことができます。
このように、フレキシブルに対応できるのが魅力です。
<メリット②>スペースをとらない
ドアの場合、開閉部分の空間には家具や荷物を置くことができません。
しかし、ドアを引き込むかたちにすれば開閉部分が要らなくなるので、その分スペースを有効活用できます。
また、ドアを開けたときに人や物とぶつかる心配も無いので、安全性が高いのも魅力です。
中古マンションのリノベーションでドアではなく引き戸を設置するデメリットは?
開放感があってスペースをとらない魅力がある一方、デメリットもあります。
<デメリット①>取り付けられる場所が限られている
引き戸は開閉部分のスペースが要らない反面、横に引き込むスペースが必要になります。
この部分には、コンセントやスイッチを付けることができません。
設置できる場所が限られているので、設計の早い段階から希望を伝えるのがポイントです。
<デメリット②>気密性が低い
ドアに比べて隙間が広くなるので、遮音性や気密性が低くなるという難点もあります。
もし楽器を演奏する防音室や映画鑑賞をするシアタールームを作ろうと考えている方は、その部屋の扉はドアにする方がおすすめです。
まとめ
今回は、中古マンションのリノベーションで引き戸を設置することのメリットやデメリットをご紹介いたしました。
扉はそれぞれ特徴や性質が異なるので、部屋の使用目的に合ったものを選びましょう!
RENOLAZEでは、東京都内の中古マンションを多数ご紹介しております。
購入した中古マンションのリノベーション依頼も承っておりますので、ぜひご相談ください。